企画頭を鍛える


絵本出版のための企画をみんなで考えています。

 

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     画家AKIさん 色のバリエーションは世界も注目!

 

今回は絵本なので、テーマ、タイトル、内容、ターゲットのほか、キャラクターや見せ方なども検討中です。AKIさんの場合、絵そのものにかなりの独自性があるのですが、やっぱりテーマやストーリーも大事になりますね。どんなキャラクターが何をすることで、子どもたち(大人も含めて)に何を伝えるか?そこが絵本の醍醐味でもありますからね。

今回のキャラクターは、日頃道端でも目にするあの動物です(まだ内緒)。どんな絵が生まれるのか楽しみ楽しみ。

 

企画頭を鍛える

 

本を作るとき企画って大事ですね。基本的にはこの「企画」がなければ本は作れない。企画と言ってもそう簡単に思いつかないよって思いますよね?ボクもそう思います、、、。ただ、企画を考えるにもコツがあるんですね。

みんなが面白いと思ってくれる、出版社がお金を出してくれる企画を考えよう!って考えても、そうそう簡単に出てくるものでもありませんよね。何時間かけて考えても出ないものは出ない。もちろん時間をかけてコツコツと考える時間も大事ですけど。それよりも、常に企画を考える習慣をつけて、企画頭にしておくというのが大事。

具体的にどうするか?

ある編集者の方が言っていたのが、見たこと聞いたことを常に疑ったり、別の案を考えるようにするということ。何でもかんでも疑惑を持つということではなく、視点を変えるということですね。例えば、飲食店に入ったときに、席のレイアウトやインテリア、照明などを見て、「自分だったらこうするなぁ」と考えてみる。「もっと落ち着いた色を使えばゆったりと食事ができるかも」「もうちょっと照明を暗めにすればムードがでるな」「メニューに一言おすすめの言葉があればお客さんは喜ぶんじゃ?」などなど、今ある状況に自分なりのひと工夫を加える練習をするということ。

つまりは想像力や発想力を日頃から鍛えておくんですね。

 

簡単にできる方法として、もうひとつ。いつもの帰り道を変えてみること。

毎日同じ道を通って、同じ電車に乗って、同じ駅の同じ場所で降りる。これはこれでルーティン化していて楽ですが、それだとなかなか発想力をつけることは難しい。いつもの帰り道を少しだけ遠回りをして、新しい景色を見るだけでも今までにない発見があるかもしれません。いつも打合せしているカフェを別のところにしてもいいですね。注文の仕方が違うだけでも、脳が活性化するかも?

 

あなたの日常はフツーじゃないかも?

 

長年毎日続けている仕事は、自分にとって当たり前になっていますよね。ちょっとした工夫をしたとしても、それはほんの少しのイレギュラーで、日常の中では些細なこと。でも、そんなあなたの仕事は、同じ職業に就いている人と比べてまったく違うものかもしれません。例えば、以前ボクは頭痛が酷くて色々な整骨院や整体師さんに通いました。同じように症状を訴えて、みんな同じ整体師さんでも全然施術は違うんですね。すぐに施術に入る人もいれば、室内の香りや照明から準備する人もいる。どれがいいのかは別として、仕事の中でちょっとした工夫をして、それが顧客の喜びにつながれば、立派な独自性ですよね。そしてその独自性を広げていくことで、本にできるほどのものになっていきます。

 

いつかは本を書いてみたいなと思っている人も、もしかしたら、もう既に自分の日常の中にとっておきの企画が眠っているかもしれませんよ。今日は帰り道を変えてみませんか?

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