いつの時代もやっぱり楽しい!表現のコミュニケーション


「古池や蛙飛び込む水の音」

松尾芭蕉が詠んだ一句で有名ですね。五・七・五で表現する俳句は、昔の人が季節感やその時の想いを表現する文芸で、遊びとして、また芸術として俳句という文化が受け継がれてきました。池に、蛙が飛び込んでいる自然風景が思い浮かび、その音が聞こえるくらい静かな情景なんだなあと想像させる内容が主流の解釈として伝えられ、言葉の表現力が高く評価されて、誰もに知られるような有名な一句となっています。古池は現代の古い池ということではなくて、心の世界を表現しているというような解釈も目にしました。

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https://blogs.yahoo.co.jp/haikaisibasyou/11926880.html

こんな風に、何かの感想や想いを表現してみることはとても風流な文化ですね。日常で毎日忙しくしている中でも、俳句を詠むという遊びや、文芸として表現してみることができるというのは、自然に目を向けたり、自分の気持ちを感じてみたりすること。絶対やらなければいけないようなことではありませんが、表現することで心にちょっとした愉しみが増えるような気がします。

 

ちょうど、修学旅行から帰った娘が宿題で、旅行前、旅行中、旅行後の気持ちをそれぞれ詠んでくださいという宿題が出されていたので、俳句って面白いなと感じていたところです。何度も言い直して、これだとどうかな?と、口に出しながら、試行錯誤していました。作文を書くのとは違って、決まった五・七・五の形式で表現するのは、簡単ではありませんね(汗)でもその分、お!なんとか五・七・五になって、うまく言いたいことになったかなという時、とても満足そうでした。もちろん、芭蕉のようにまで芸術性高くというのは簡単にできることではありませんが、それを活かして気持ちを表現してみるというのは、日常の文章を書くのとは違う脳を使うような感じがしました。

 

俳句とは全く違いますが、短い文に伝えたいことをのせるというのは、現代だとtwitterとかでも共通のところがあるかもしれないなと思いますが、いかがでしょうか。今の人はそれに慣れていることも多いので、短文に思いを込めてみる、伝えてみるというのが得意かもしれませんね。140文字は俳句の17文字とは違いますが、短い間に言いたいことを伝えるために、試行錯誤されているんだろうなというのは感じます。とても素敵な表現が多いので、いつもすごいなあと拝見しているからです。心を掴まれるような文章たくさんありますよね!

 

例えば、私は絵本が好きなので、絵本を紹介している方のツイートをよく拝見しますが、そんなあたたかいお話であれば読んでみたいといつも思っています。その人の表現力が、心を動かしてくれています。表現力っていつの時代も大切ですね!いい表現は伝えられる方もとても嬉しいもので、芭蕉の句のように読んだ側に、いろんな想像力が生まれたり、豊かな気持ちになれたり、表現することでいい効果がたくさんあります。俳句でも、ツイッターでもブログでも、創造することを楽しめて、表現を受け取る側にも、いい想像をさせるコミュニケーションはいつの時代もいいものですね。

 

 

 

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