色のイメージも味方にして世界発信!


好きな色ってありますか?先日、衣替えをしていたら、同じ色のスカートばかりが並んでいることにびっくり。つい、この色にしようと選びがちな色ってありませんか?できるだけ、この間買ったのとは、違う色にしてみようと選んでいたつもりなのですが、やっぱり相性のいい色ってあるのですかね。同じ色のものを自然に揃えてしまっていたようです・・・。

 

この色の感覚というのは、個人によって違いますよね。あと男性と女性でも違う。男性と女性で識別している色の数というのも違うということをいろいろ読んで知りました。例えば、同じ色を見ていても少し、男性の方が赤みがかって見えていたり、女性は緑がかって見えていたりするそうです。その仕組みは脳の識別の経路が、性別によって違っているというというところからきているという調査がありました。

 

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http://www.digitalcoloratlas.com/becoming-a-colorist.html

 

日本人と外国人でも全然違いますよね。海外の絵を観たとき、原色の色づかいが多く、目を奪われたり、印象が深く残ります。それに比べて日本は柔らかい色彩が多いですね。その違いは、色は太陽の光によって見え方が変わるという環境的な要因からも生まれているそうです。南国の太陽の日差しが多い地域と、北の方の国とでは好まれる色も違っているようです。それから、瞳の色によって眩しさの捉え方が違っていて、サングラスをかけたり、部屋の明かるさが違ったりすることで、感覚の違いというのも生まれてくるとありました。

 

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http://www.sikisai.jp/colorstep-top.html

そして、国によって色の印象というのも違っていて、「」というと日本では、情熱的な色のイメージとして捉えられることが多いと思います。ヨーロッパ諸国では、”愛、危険”、中国では、”幸せ”、インドでは”潔白”、なんていう風に、色から受け取るイメージが同じではありません。見え方、文化的背景などもあると思いますが、国によってイメージとなる言葉まで変わってしまうのですね。「」は日本では、高貴なイメージで「知恵」「洞察」「神」など連想し、西洋では、「華麗さ」「慎み」「個人の力」「長所」「美」などのイメージになるそうです。

 

例えば同じ製品を作っても、日本で売るときは外観を白だったものを、中国に出荷するものは赤色にしてみたり。絵本も、海外から日本に輸入されたものは色彩を薄くしたり、柔らかい色合いに変え、逆に海外に輸出するときにははっきりとした色にしたり。webデザインもそうですよね、好まれるように、イメージを持ってもらえるように色による工夫って、数字としてはっきり見えている結果ではありませんが、印象を左右しています。

 

今これから、著者の皆さんの本を海外に向けて発信をしていきます!英語版もいろいろ出来上がってきて、世界に著者の皆さんの想いをどうやって発信していこうか、どうやって広めていこうかスタッフ一同で検討しているところです。表紙のデザインも大切ですね。ある本を作られた方に伺った話だと、青い表紙の本は大切にされるというようなことも伺ったことがあります。色の印象で受け取るイメージが変わるということもあるのだと思います。日本の方はもちろん、海外の方にも読んでいただきたいなあと思って、表紙もランディングページも、試行錯誤しています。当たり前に感じている色の感覚ですが、国内とは違う印象で、また新たなものを生み出していきたいです!

 

 

 

 

 

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