懐かしの「学習」と「科学」、フィンランドにもあるのかな?

公開日: : 子育て支援, 電子書籍

「学研」と聞くと何を思い出します?

僕なんかは「学習」と「科学」の記憶が鮮明に残っています。「まだかな、まだかな〜♪」なんて歌がありましたね。

小学生の頃、毎月一回購買部(懐かしい…)の前で販売していました。どっちも買っていたけど、個人的には「科学」に付いてくる付録が好きで、本の内容はあんまり覚えていない(笑)。付録ってなんかワクワクさせらてしまうだよなぁ。たしか一眼レフカメラや望遠鏡などがあったような。今だとDeAGOSTINIなんかと同じ感じですかね?

 

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学研ホールディングス「学研ゼミ」ウェブサイトより

 

そんな学研が、小中学生を対象としたオンライン学習サービス「学研ゼミ」をグランドオープンさせたそうです。

内容は、3~5歳向けの知育教材提供サービスの「キッズクラス」、学研オリジナルのドリルで、小学校4教科、中学校5教科に対応する「スマートドリル」、ゲーム感覚で冒険世界の主人公になって各学年の学習分野を学んでいけるという「ワンダードリル」があります。「ワンダードリル」は小学1年生~中学3年生向けだそうで、このくらいの歳になると、エンターテインメントの要素がないと使わなくなっちゃうのかな?「学研図書ライブラリー」という学研の電子書籍を定額読み放題にしたサービスも提供しています。

月額費用は500円、「スマートドリル」の小学校3年生~中学校3年生向けのみ月額1,000円とのこと。これを高いと見るか、安いと見るか…。

実際に活用していないので何とも言えなけど、どんな風に学習できるかですよね。

メインはタブレットで、様々なコンテンツをネットで観ながら学習習慣を身につけるというもののようです。さすが学研、勉強に興味を持つような、継続できるような工夫が色々と施されています。ただ、僕は勉強ができない子どもでしたから、多分自学は難しいんですね。参考図書や動画などのコンテンツを観ながら自分で学ぶというスタイルだと、恐らく難しい子もいっぱいいると思う。ここにもSNSの要素が必要になってくるなぁと個人的には思います。

 

あと、これは学研が企業として提供しているものですが、本来なら国が無償で行ってもいいものではないかと思いますね。コンテンツやアプリを作るってことではなくて、就業前の教育からせめて義務教育までは、国が無償で行ってもいいのではないかと。

 

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画像はイメージです

 

OECDが2000年から3年ごとに実施している学力到達度調査において、常に世界トップクラスの実力を保持しているのが北欧諸国。特にフィンランドの教育制度は世界各国の教育機関から注目を集めていますね。フィンランドでは、学費は就業前教育から義務教育、高校、大学までが無償。義務教育の期間は教科書、鉛筆、ノートなどの文房具から給食費も無償となっています。高校での学費、給食費は無料だけど、それ以外の教材は自己負担となり、大学では教材費と一食あたり2ユーロ程度の給食費が自己負担となります。

なぜこういった補償をしているのか?

フィンランドでは1990年初頭から教育改革が始まりました。ソ連崩壊後、それまでフィンランドは経済的にソ連に大きく依存していたのですが、深刻な不況に陥ってしまい、失業率は20%に達しました。資源の乏しいフィンランドでは、「人」が第一の資源だと考えたんです。人材育成に投資することで、国際競争に立ち向かっていこうと考えたわけですね。その人材育成の基盤は「教育」であり、すべての子供に平等に教育を受ける権利を保障し、落ちこぼれてしまう子どもを出さず、質の高い教員を養成することを大きな目標としたのです。

その結果、学力では常にトップクラスを保持し、NOKIAのようなIT産業を生み出すことになっていきます。

 

それをこれからの日本で実践するというのは、かなり難しい話だとは思います。

でも、2016年度の防衛費が5兆円を突破する日本です。同じ「国を衛る」ということで考えれば、人材育成即ち教育に対して防衛費の1%でも回していいのでは?と思うのです。IoTやらAIやらで、今後の教育はますます進化していくのでしょう。あらゆるアプリやサービスが出現しては消えていくのだと思います。それはそれでいいけれど、根本的に人を大事にする、人が一番の財産であるという理念が無ければ、何も変わらないと思うんですね。

そろそろ官民一体となって新しい技術を活用しながら、人財を育てる社会の構築を目指していきたいですね。

 

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