本づくりでは企画力が大事

公開日: : 最終更新日:2018/04/30 出版, 国境を越えたサムライ先生,

ちょうど昨年の今頃、オモイカネブックスからの記念すべき出版第一冊目となる『国境を越えたサムライ先生』 企画と編集を行っていました。『国境を越えたサムライ先生』は、英語化もされて、これから海外の国々にも発信していきます。

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     『国境を越えたサムライ先生』の著者 外薗明博さんと

それから一年間で6冊の本を出版しました。

日本をはじめ、イタリアやフィリピンの神話にまつわる旅行記『島嶼見聞録』、AKI色と呼ばれる独特の色彩を放つ画家さんの作品を絵本にした『おみず』、オリンピック誘致に活躍した日系人と海外に渡った武士の娘の生き様を紹介した『我は日本人なり』、そして昨年末に出版した『建築神殿論』と、多様な作品を手がけさせてもらいました。

いずれの作品でも実感したのは、「企画力」の必要性。

日頃から企画頭を鍛える

本を作るときに大事になるのが企画。基本的にはこの「企画」がなければ本は作れないですね。企画と言ってもどんな風に考えればいいいの?そう簡単に思いつかないよ!声が聞こえてきそうですが、、、ボクもそう思います!ただ、企画を考えるにもコツがあるのです。

みんなが面白いと思ってくれる、出版社がお金を出してくれる企画を考えようとしても、そうそう簡単に出てくるものでもありませんね。何時間かけて考えても出ないものは出ない。もちろん時間をかけてコツコツと考えるのも大事ですけど。それよりも、常に企画を考える習慣をつけて、企画頭にしておくというのが大事。


では、具体的にどうするか?

ある編集者の方の言葉を借りると、「見たこと聞いたことを常に疑い、別の案を考えてみる」ということ。
例えば、新しい技術や新しいサービスが出てきた時、「自分だったらこうする」「こうだったらもっと面白いのに」といった具合に考えてみるんですね。要するに視点を変えて見てみるということです。

飲食店に入ったときに、席のレイアウトやインテリア、照明などを見て考えてみてもいいですね。「もっと落ち着いた色を使えばゆったりと食事ができるかも」「もう少し照明を暗めにすればムードが出るな」「メニューに一言おすすめの言葉があればお客さんは喜ぶんじゃないのか?」などなど。今ある状況に自分なりのひと工夫を加える練習をする。

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想像力や発想力を日頃から鍛えておくことで、本を作る際の企画にとても役に立つのです。「あ、そういう見方があったか!」と感心させられる本ってありませんか?それもやはり、新しい発想から来た企画力だと思います。

簡単にできる方法として、もうひとつ。いつもの通勤・通学経路を変えてみること。

毎日同じ道を通って、同じ電車に乗って、同じ駅の同じ場所で降りる。当たり前のことですが、これだとなかなか新しい発想や想像は生まれにくいですね。いつもより少しだけ遠回りをして、別の道を通ったり、一駅手間で電車を降りて歩いてみることで、今までにない発見があるかもしれません。いつも打合せしているカフェを別のところにしてもいいですね。注文の方法が違うだけでも、見えてくるものがあるかも?

日常を変えてみる

長年毎日続けている仕事は、自分にとって当たり前になっていますよね。
ちょっとした工夫をしたとしても、それはほんの少しのイレギュラーで、日常の中では些細なこと。でも、そんなみなさんの仕事は、同じ職業に就いている人と比べてまったく違うものかもしれません。
例えば、以前ボクは頭痛が酷くて色々な整骨院や整体師さんに通いました。同じように症状を訴えて、みんな同じ整体師さんでも全然施術は違うんですね。すぐに施術に入る人もいれば、室内の香りや照明から準備する人もいる。どれがいいのかは別として、仕事の中でちょっとした工夫をして、それが顧客の喜びにつながれば、立派な独自性ですよね。そしてその独自性を広げていくことで、本にできるほどのものになっていきます。

いつかは本を書いてみたいと思っている人も、もしかしたら、もう既に自分の日常の中に十分な企画が溜まっているかもしれませんね。まずは、自分の仕事や趣味で、これは!というものを企画にまとめて出版社に相談してみましょう。僕たちオモイカネブックスでもご相談お待ちしています。

 

出版企画募集中です!
http://www.g-rexjapan.co.jp/omoikaneproject/planning/

 

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