新しい令和の時代 ますます進むデジタル化

公開日: : 企業出版, 個人出版, 出版, 海外発信, 電子書籍

デジタル化時代となった平成

間も無く平成という時代が終わり、新しい令和の時代がやってくる。
平成という約30年を振り返ると、デジタル化が一気に進んだ時代だったのではないかと思う。それは出版業界も同様で、Amazonによって電子書籍がもたらされ、誰でも本を出版できるようになった。電子書籍のフォーマットも、EPUBに統一され、制作のためのツールも色々と生まれたのも平成だ。ツールを使わずとも、既存のワープロソフトを使って作れるようになった。これまでは自費出版で、なかなか世に発信することができなかった人たちも、簡単に作品を流通させることができるようになったのだ。平成が始まった頃、こんなことは誰も予想もしていなかっただろう。もちろん僕も思いもしなかった。旧態依然とした書籍出版業界においては、個人が自らの力で出版するということは考えられないことで、今でもそれはあくまでも自費出版であり、売れるものではないと考えられている。

もちろん、本を書いて電子書籍を作って、Kindleで販売すれば売れるということではない。当然内容の面白さや読みやすさ、さらにそれが誰かの役に立つかどうかも重要だ。そんな作品を作るためには、思いつきで自分が面白いと思うもの、役に立つだろうと思うものを書けばいいということではない。まずは企画をしっかり立てることが大事になる。これは、紙の本でも電子書籍でも同じこと。最初の準備がしっかりとされているかどうかで、本の質が決まってしまうと言っても過言ではない。

本の企画を考える

本を作る際に重要になる企画。では企画はどんなことを考えばいいのか?
以前にも書いたものだが、今一度紹介記しておこうと思う。

まずは全体の構成を考えて、どんな内容の本にして、何を誰に伝えて、何をしてほしいかを明確にすることが大切である。「あのことを本にまとめよう!」と、書くコトが決まったら、まず企画書を書いてみるといいだろう。企画書を書くことで、本のイメージがより鮮明になって、自分の頭の中も整理される。

企画書を書く場合、以下のような項目を考えることをおすすめしたい。

1.タイトル
仮でもいいので、タイトルを考えみる。タイトルは、本の内容を簡潔に表す重要なもの。パターンを変えていくつか挙げてみると良い。

2.タイトル補足説明
いわゆるサブタイトル。より本の内容を興味深くあらわしたものにし、タイトルを補足する内容にする。

3.キャッチコピー
一言で読者の心をぐっと掴むようなものがいいが、とても難しい。時間をかけて考える必要がある。

4.ジャンル
実用書、ビジネス書、文芸書など、ジャンルを絞ってターゲットを明確に。

5.著者名
本名でもいいし、ペンネームでもいい。販促でSNSを利用することを考えると、本名で書くのがおすすめ。

6.プロフィール
・略歴
・すでに出版した著書の有無
・ジャンル、テーマに関する専門性の高さ
・マスコミ等への出演の有無

7.企画内容
ここが大事なポイント。
・なぜこの本を書くのか?
・出版したい理由
・この本が求められると思う理由
これにより、本を書く意義が整理される。

8.ターゲットとなる読者
より具体的なターゲットを挙げる。一個人を思い浮かべる。

9.デザイン等
・表紙イメージ
・カラー、モノクロ
・挿絵の有無
など

10.その他本の情報
・希望小売定価
・ページ数(紙版として)
・縦書きor横書き

概ねこのような項目を企画としてまとめてみる。この企画をまとめることが、出版に向けて何よりも重要な準備となる。訪れる令和の時代は、ますますデジタル化が進み、個人発信が主流になるだろう。個人が当たり前のように世界に向けて出版する日もそう遠くはないはずだ。

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