イーウェイスト 電化製品廃棄物2 アルジャジーラ


E-wast Republic 2 (抄訳)
電化製品廃棄物の行方 Jacopo Ottaviani 2 アルジャジーラ
http://interactive.aljazeera.com/aje/2015/ewaste/index.html
AJ E-wast republic1
Photography and design: Isacco Chiaf
 
 
フラットスクリーンTVを買おうとしているヨーロッパの家族、
古いプリンターを捨てようとしている政府機関の事務所、
コンピュータ室のコンピュータを新しいものに入替ようとしている学校、
スマホを新機種に替えようとしている十代の若者、
IT機器を新しいものに替えようとしている非営利団体、、、
 
こうして作られた何百万トンもの廃棄物が洪水のように地球を襲う。
 
こうした廃棄物の多くは商業的価値をもつ。
実際にまだ使う事が出来るものや、リサイクル可能な物質を含んでいる為である。
先進国の港からコンテナに積まれ、ガーナの様な途上国に運ばれる所以である。

終着地の港では、仲介業者、卸売り業者、修理工、中古業者が待ち受ける。
富める国からの廃棄物は貧しい国の経済に取り込まれる。
 
AJ E-wast republic4
 
 
この巨大な市場のおかげで会社やオフィス、家庭の中で
アフリカに渡った電化製品は第二の人生を送る。

しかし着荷時に壊れているもの-壊れた製品や有毒物質を含む製品の輸出入を禁じるバーゼル条約違反となる-や、二次使用で壊れたものは地元の廃棄場に送られる。
 
AJ E-wast republic3
 
 
ガーナ大学研究者の最近の著作によると、”先進国の環境法制により電化製品の処理コストが増大した結果、
法整備の整っていない途上国に有害な処理方法が輸出される事になった”という。
 

ガーナ首都アクラ近郊のAgbogbloshie(アグボグブロシー)では大人も子供も
健康と環境を害する方法で銅、アルミニウム等を集めている。
こうして集められた材料が先進国の工場や精製所へ送られるのである。
 

Agbogbloshie_image

 

http://interactive.aljazeera.com/aje/2015/ewaste/index.html
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「アグボグブロシー」で検索すると更に情報が得られます。
かつてのフィリピン・スモーキーマウンテンの映像を思い出します。
スモーキーマウンテンは既に閉鎖されていたんですね。

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