スタンフォード大学の年収1500万円以下の家庭を授業料無料化へ
某巨大掲示板では時々
『裕福な家庭は良い大学に子供を入れてどんどん裕福になり、
貧乏な家庭は子供に良い教育ができず貧乏が遺伝していく』
みたいな書込みがされるのですが、こんどアメリカのスタンフォード大学では
年収12万5000ドル(約1500万円)以下の家庭の生徒は学費免除、
年収6万5000ドル(約780万円)以下の家庭の生徒はさらに寮や下宿代も無料
になるプログラムを発表したそうです。
単純にすごいですよね。
なぜこんなことができるかというと「寄付金」をもとにした運用基金が
なんと1兆9000億円もあるからだそうで
その元はラリー・ペイジ(Googleの共同創業者:43歳!)をはじめとした
シリコンバレー成功者の卒業生が
ガンガン寄付を行っているからなのだそうです。
よく、何で日本では寄付がアメリカのように一般化しないのか?という
問題が出るのですが、よく理由として上げられるのが
1.キリスト教文化の有無
2.税制の違い(寄付した分は税対象収入から減額)
の2点です。
税制の違いは「大きな政府志向の日本」「小さな政府志向のアメリカ」もあるんでしょうけども
(このため日本では自由化論者=改革派ですがアメリカでは自由化論者=保守派)
日本でも「ふるさと納税」のようなかたち(実は納税ではなく寄付扱い)でもっと
自分のお金を公的にどう使うか?を意識できるようなると良いですね。
参考⇒http://www.setsuyaku-lifeplan.com/child/08/0314.html