イーウェイスト　電化製品廃棄物 5 最終回　解決策　ｱﾙｼﾞｬｼﾞｰﾗ

Tweet

E-wast Republic　5　最終回　解決策（抄訳）
電化製品廃棄物の行方　Jacopo Ottaviani　5 ｱﾙｼﾞｬｼﾞｰﾗ
http://interactive.aljazeera.com/aje/2015/ewaste/index.html
　

Photography and design: Isacco Chiaf
　
　解決策　
　

　
　
コインに二つの面があるように、アグボグブロシーにも二つの面がある。
ひとつは”汚染”。重金属からの毒性物質や有毒ガス。
もうひとつは、ある専門家の言葉を借りると、
”誰もがここでスクラップを拾って新しい命を吹き込む事が出来る巨大な野外工場である”という事だ。
　

投棄されたゴミの山
　　

　

　

　
プラスチックボトルを活用した「新しい命を吹き込まれた」再生PC
　
　

フェアトレード・リサイクリングのロビン氏
「最も重要な事はアフリカ人自身が重要な役割を担ってきたという事です」
　

　

　

「壊れた電化製品を直してしまう賢い技術者がいるのです。
電化製品が修理されただけでなく、インフラ構築にも貢献しています。
彼らの働きでインターネットにアクセスする手段をアフリカ人が持てました。
また、彼らがTVを修理して市場に出したからこそ、TV塔が建つ事になったのです」

　
リスタートプロジェクトのジャネット・ガンター氏（写真無し）
「一番の問題は”どうやって環境をきれいにするか？”
　そして”どうやって地域の生活環境を改善するか？”なのです」　

　
＜有毒で巨大な”金鉱”＞

　
国連大学の報告によると電化製品廃棄物は有毒で巨大な”金鉱”であるとの事。
鉛、水銀、カドミウムといった有害物質の一方で、2014年1年間に廃棄された電化製品には
480億ユーロ分のプラスチックと有価金属、300トンの金が含まれている。
埋蔵物を入念に集めることで、
アグボグブロシーの人々や環境を守り、持続可能な未来へとつなげる事ができるだろうか

E-wast Republic
E-waste Republic is a web documentary by Jacopo Ottaviani developed with the support of the Innovation in Development Reporting Grant program of the European Journalism Centre (EJC), funded by the Bill and Melinda Gates Foundation. Photography and design: Isacco Chiaf. Video editing: Juanita Onzaga. English translation: Robin Luis Fernandez.