【高級な日本酒プレゼントを贈る前に知っておきたいこと】

公開日： 2023/06/08 : 最終更新日：2023/06/08 SAKE, お酒

もともと神様への供物として使われていたことから、
おめでたい日のプレゼントとして最適な日本酒。
最近ではスパークリングやフルーツ入りなど

おしゃれな日本酒も多いため、
男性から女性まで贈り物として喜ばれています。

しかし
日本酒には本醸造酒・吟醸酒・大吟醸酒・純米酒など
タイプ・ランクがさまざま。

この記事では、贈るお相手の好みに合わせた選び方も詳しく解説します。

プレゼントのために日本酒を選ぶ際は、以下のポイントに着目しましょう。

日本酒の味わい・タイプ：純米酒・吟醸酒・大吟醸酒など贈る相手の飲み方に合わせて
ギフトタイプ：木箱入り・名前入れサービスなど祝う内容で選ぶ
サイズ：1合・2合・4合・一升から渡すシーンにぴったりの大きさを
おしゃれボトル・変わり種の日本酒もおすすめ

味わい・タイプで選ぶ：本醸造・吟醸・大吟醸・純米など味わいで選ぶ
プレゼント用の日本酒に迷うなら
日本酒のタイプ・ランクで選んでみるのもおすすめです。
日本酒には本醸造酒・吟醸酒・大吟醸酒など醸造方法によりランクがあります。
また製造過程の違いにより純米酒・生酒など風味の異なるタイプも。
以下の表を参考に贈る相手の好みに合わせて選んでみてください。

特定名称特徴味わい
本醸造酒
米・水とともに醸造アルコールを配合
精米歩合70％以下
特別本醸造は精米歩合60％以下
すっきりした飲み口

淡麗
純米酒
米・米麹・水だけで造られた日本酒
精米歩合70％以下
特別純米酒は精米歩合60％以下
米のふくよかな香り
厚みのある旨味

吟醸酒
精米歩合50％以下
醸造アルコールを配合
純米吟醸は米と水のみで醸造
フルーティーな香り
しっかりした米の旨味

大吟醸酒
精米歩合40％以下
醸造アルコールを配合
純米大吟醸は米と水のみで醸造
フルーティーな香り
雑味のない高貴な味わい

生酒
通常2回行う火入れを行わない
生貯蔵酒は出荷時に1度火入れを行う
米そのものの風味
すっきりキレのある味わい

常温・冷酒で日本酒を楽しむ方にはフルーティな吟醸・大吟醸酒がおすすめ

常温や、やや冷やした日本酒を好む方には、
フルーティで華やかな味わいの吟醸酒・大吟醸酒がおすすめです。
吟醸酒とは精米歩合が70％以下の本醸造酒に比べ、
米の外側を50％以下まで削って醸造する日本酒のこと。

大吟醸酒は40％以下で、
削る割合が大きいほど雑味が少なく甘みのある日本酒に仕上がります。

吟醸酒・大吟醸酒は香りが繊細で複雑なため、
極端に温度を変えずに飲むのが最適。
深みのあるグラスやおちょこで飲むとより香りを楽しめますよ。

「大吟醸」と書いているだけでも
日本酒が好きな方は気分が高まるので、
見た目のインパクトもばっちりです。

日本酒を35℃以上に温める燗酒を好む方には「純米酒」がおすすめです。
純米酒とは醸造用アルコールを添加する本醸造酒とは異なり、
米と水だけで作られる日本酒のこと。

コクや味わいが深く、輪郭がくっきりした味わいのため、
燗酒にしても風味が飛びにくく香りも増します。
どっしりした味わいの日本酒を好む方にもぴったりです。

また還暦祝い・定年退職祝いなど大切な方へのプレゼントに
高価で美味しい日本酒を贈りたいなら、
純米吟醸酒・純米大吟醸酒もおすすめです。

一升瓶なら5,000円～2万円ほどと高価ですが、
味わい・香りともに日本酒の良さを存分に味わえるので、
日本酒好きの方にはとても喜ばれますよ。

キリッと冷えた冷酒を好む方には「生酒」「生貯蔵酒」が最適
日本酒を贈る際は、辛口・甘口など味わいの基準となる日本酒度もチェックしましょう。
日本酒度とは「＋・－」で日本酒のラベルに表記される日本酒の比重を表す単位のこと。
「＋3.0」「－2.0」のように表記され、
一般に＋の数値が高いほど辛口、－の数値が高いほど甘口になると言われます。

さまざまな日本酒を楽しむ方は甘口も辛口も両方好みますが、
どちらかに好みが偏る場合も。
好みに合わない日本酒をプレゼントしないよう、
日本酒度はしっかりチェックしましょう。
お相手の好みの味わいがわからない場合は、
「＋－0」に近い日本酒を選ぶと無難ですね。

豪華な日本酒ギフトを贈りませんか？、
おめでたい日のプレゼントとして最適です。
最近では、おしゃれな日本酒も多く、
スパークリングやフルーツ入りなどの
バリエーションもありますので、
男性から女性まで幅広い方に喜ばれています。

しかし、日本酒には本醸造酒・吟醸酒・大吟醸酒・純米酒など
さまざまなタイプやランクがあります。

予算やギフトとしてふさわしい一本を贈りたいですね。