なぜ電子書籍なのか、なぜ出版なのか①


なんで電子書籍事業なの?なんで出版なの?ってよく聞かれることがあります。

まあ、そうですよね。僕たちは元々は工務店さんの集客のお手伝いをしていたわけですから。なんでそれが出版関連に至ったかってわかりづらいと思います。実はこの電子書籍に関する事業は、水面下で3年以上かけて動いていました。

当初は、工務店さん専門の住宅雑誌を作るというところから始まったのです。

 

2012年、当時のボクたちは(今も続いているけど)木の家を造る地域の工務店さんを紹介するポータルサイトを運営していました。その頃はそんなサイトがいっぱいあって、あっちこっちでいろんな建築会社が紹介されていたんです。僕たちは他のどこもやっていない方法で工務店さんをもっと紹介していこうということで、木の家をつくる工務店さんに特化した住宅雑誌を作ることになりました。

住宅雑誌を出すと簡単に言っても、今まで出版どころか本の企画も構成も学んだことがありません。何から考えていけばいいかも分からないわけで、時間ばかりが過ぎていきました。雑誌的なものができたにしても、どうやって流通させればいいのかも分からない。そして取次さんには相手にされない。そんな中、急にデジタルの波がやってくるんですね。そう、電子書籍です。

 

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2010年〜11年にかけて、電子書籍が大きく取り上げられるようになり、ボクたちでも電子書籍なら作れるんじゃないかと考え、早速色々なサービスを使ってみましたが、まあよく分からない。作って出力してもうまく見られないし、amazonにアップすればレイアウトは崩れるわ、エラーばかり出るわで、本当に苦労しました。結局試しに作ってみた小冊子で限界を感じるようになります。

そこで思ったのが、こんなに作り方も規格もバラバラでわかりづらかったら、苦労している人がたくさんいるのではないかということ。だったらボクたちがもっと作りやすくて、見やすいアプリケーションをつくってしまおうか?そこから始まったのが、ボクたちの電子書籍事業です。

 

どんなアプリが必要とされているのか?ユーザが何を求めているのかなどリサーチを重ね、2013年の夏にやっとアプリの仕様がまとまります。そして2013年の秋、ちょうど今から3年前にアプリ開発の委託先を探すため、ベトナムとミャンマーに旅立ちます。ベトナムで1、2を争う開発会社と縁があり、開発がスタートします。他にはないような機能を備えて、こちらが考える便利さを追求したアプリの開発です。この頃はまだスペック勝負をしようと考えていたんです。どこにもないような「機能」を考えることに注力していました。

 

諸事情あって開発には予想以上の時間がかかりました。今でも残を改修したりしています。でも、この時間がボク達に別のアイデアをもたらしてくれるんです。この時間があったから今がある。今ではそう思えます。

そしてボクたちの事業の方向性は大きく舵をきることになります。

次回へつづく

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