タブレットの魅力を電子書籍で


ニュースアプリを見ていると、最近iPhone8の記事をよく目にします。

初代iPhone3Gが発売になってから、約10年。次々と画期的なアップグレードを重ねてきたiPhoneですが、そろそろ革新的な変化は難しくなってきたかなと思うんですね。端末のサイズやカメラの画素数のほか、細かいところで便利になってはいるものの、大きな変化というのはあまり感じない。とはいっても、これだけの使用率で、継続的にアップグレードするのはすごいことなんですけどね。

初代から比べたら、本当にいろんな機能が搭載されました。

そして、アプリの充実度がものすごい。そもそもこの、アプリを入れて携帯電話をカスタマイズできるミニパソコンに仕上げたことが、すごいんですけどね。

 

度々アップグレードするiPhoneに比べて、あまり変化を見せないのがiPadです。

正直、僕はIPadがすごく画期的なものだと思った。出てすぐに購入したし、その後のminiも買いました。故スティーブ・ジョブスはminiを認めていなかったようですが、それはなんとなくわかる気がする。僕はmini好きですけどね。

mini、Retinaディスプレイ、Air、12inchという製品を出してきたけど、iPadのOSはiOSのまま。だからビジネスユーザが増えないといいった声も聞いたことがあります。たしかに、iOSだとできることが限られていましたからね。でも、最近はApple自体が、OSをMacOSからiOSにシフトしているので、これからiPadがもう一度桧舞台に立つのではないかと、密かに期待しています。

 

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       実は伸びているタブレット端末の所有率 

(出典)総務省「平成26年通信利用動向調査」

 

iPadといえば、やっぱり電子書籍を読むのに適していると思うんです。iPadだけではなく、タブレット全般が電子書籍と相性がいいですね。スマホも大画面が出てきて、見やすくなってきているものの、本を読むという感覚だと、タブレットの方に分がありますね。

タブレット端末をもっている人って、iPadが出始めた頃と比べてあんまり見かけなくなった気がするけど、実は所有率は微増しています。スマホで縦書きの文章を読む際に、途中に空行が入っていないと読み疲れするのは僕だけでしょうか?たまに画像が入っているとありがたいなと思う。タブレットの場合、なんといってもそのサイズ感が、本を持って読んでいる感覚に近いですからね。

 

ウーマンエキサイトのパパママの本音調査では、

Q.本や雑誌、電子書籍で読む?
1.電子書籍で読む  6.9%
2.紙と電子書籍、両方で読む 25.3%
3.紙で読む  47.1%
4.あまり本や雑誌を読まない 20.6%

「すぐに読みたいときは電子書籍で、じっくり読みたいときには紙で読んでいます」(茨城県 30代女性)

「暇つぶしの読み物は電子書籍で、何度も読み返したいものは紙です」(愛知県 40代女性)

「漫画はアプリで、小説は紙で」(埼玉県 40代女性)

という結果が出ています。

シチュエーションで使い分け! 25.3%の人が電子書籍と紙の併用派だった【パパママの本音調査】

 

中にはこんな意見の方もいます。

「私は弱視のため、小さい文字を読むのが億劫になりすっかり本から遠ざかっていましたが、ipadを入手してから電子書籍でたくさん読むようになりました。雑誌や漫画の小さなフリガナや文字までラクに読むことができて本当に助かってます。今や電子書籍なしでは生きていけません」(大分県 40代男性)

 

このとおり、タブレットの良さは、電子書籍を読むときに実感されると思います。小説や漫画を読むだけでなく、絵本や参考書などを読む際にも役立つし、電子書籍なら音声や動画も組み入れることもできます。学校教育ではタブレットを使った事例が多数出ていますね。

このタブレット端末を生かした、電子書籍コンテンツづくりをもう一度見直してみようと思うんです。

日本だとiPhoneが隆盛を極めていますが、世界で見るとまったく違った図式が見られます。電子書籍を端末に合わせてどんなものに仕上げていくか、これからの課題であり、楽しみでもありますね。

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