よりサステイナブルな15年を目指して


昨日日本最大級の国際協力イベント「グローバルフェスタ2015」に行ってきました。

夏のような陽射しも手伝って、会場は熱気に溢れていましたよ。

 

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NGO・NPO関連の団体から、国際機関、大使館、自治体、CSR活動を行う企業まで、たくさんの団体が集まっていました。参加しているゲストの方も老若男女様々で、「こういうことを初めて知った」とか「学生なんですけどインターンで活動させてもらえませんか?」とか「俺も長く関わってきたけど、こういうイベントがあるといいね」なんて声が、そこかしこのブースから聞こえてきました。

今回JANIC(国際協力NGOセンター)さんのご紹介で伺ったのですが、僕自身このイベントは初めてだったので、その活動の多さに驚きました。TVなどの広告でも見かける活動から、ほとんど知られていないような活動まで、多種多様な支援の仕方があるのを知ることが出来ました。

きっと活動自体は困難なことや辛いこともたくさんあると思うのですが、一様にみなさんキラキラしていて、説明をする時には目のキラキラさせながらお話ししているのが印象的でした。

「来年は僕たちも何らかの形で関わりたい!」そう決意しましたよ。

 

ときに、今年は「ミレニアム開発目標(MDGs)」の達成期限の年ですね。

ミレニアム開発目標MDGsとは?

9月25日〜27日には、ニューヨーク国連本部において「国連持続可能な開発サミット」が開催され、「持続可能な開発目標」(SDGs)を含む「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ」が国連加盟国によって採択されました。

「持続可能な開発目標」(SDGs)では、貧困や環境など17の目標と169項目の具体的な達成基準が盛り込まれています。

「持続可能な開発目標」(SDGs)の詳細

これは、2030年までにあらゆる形態の貧困をなくすことを目指し、持続可能な社会への移行を宣言する国際合意です。

最終日には安倍首相も演説をされましたね。

 

新たな国際合意がされたことで、今回のイベントのように国際協力について露出機会も増え、注目が高まってくるのではないかと思います。しかしながらMDGsが採択されてからの14年間を見ると、確かに国際協力の輪は広まっているものの、反面世界的な金融危機などの影響もあり、格差は広まる一方です。

国際NGOオックスファムのレポートでは、「2016年には富裕層上位1%の富は、その他99%の人々の富を上回る」と言及されています。

また、「富裕層上位1%が所有する世界の富の割合は2009年の44%から、2014年には48%に増加し、2016年までに50%を超える」と指摘されています。(OXFAM Japanより)

果たして、これからの15年でこの数字に逆の変化が表れてくるのか?

 

次の15年へ向けて、新たなアジェンダが出されたことは喜ばしいことですが、それがいかに市民社会レベルまで落とし込まれ、日常化されていくかが肝になると思います。

僕たちもそのための活動を早急に進めて行かなければ。

 

「誰一人取り残さない」(Leave No One Behind)

「最後の人を最初に」(Put the last first)

15年後、この言葉が虚しく響くことがないように。

 

 

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