い草がつなぐコミュニティ
日本の文化と言えば?
いろいろありますが、畳というのも日本の文化かなって思います。
僕の家は築50年以上のほぼ古民家みたいなもので、ほとんどの部屋が畳が敷いてある和室です。だからかな、い草の香りが好きで、北欧デンマークやフィンランド家具が好きでも、畳が好きで。畳の上にウェグナーの椅子を置きたいと思っている次第です。はい。
僕たちの運営しているハウジングバザールには、自然素材や無垢材をふんだんに使った家を造っている工務店さんがいっぱいなんですけど、というかそういう工務店さんばっかりなんですけど、どの家見てもいいなぁって思うんですよね。
畳や漆喰など、昔から日本で使われているものって、どこか懐かしく気持ちが落ち着きませんか?僕はい草の香りがすごく心地いいです。
でも実はい草などは日本だけのものではなくて、カンボジアなどにもあるんですね。
僕が、エシカルピープルというebookを制作するにあたって取材させてもらった「かものはしプロジェクト」さんは、「子ども売られる問題」を防止するため、農村の最貧困層の女性たちに雇用と生きる力を提供し、収入向上を支援するため「コミュニティファクトリー」というハンディクラフト工房を運営しています。
ここでは、い草を使った様々な商品が作られ、カンボジア国内をはじめ、日本でもネット販売されています。
カンボジアのフェアトレード雑貨ショップ「I♥Cambodia」
これは先日僕が買った、い草のコースターです。デザインもかわいいし、い草の香りもして、家族にも好評でした。もちろん日本人の方がプロボノとしてデザインや、制作に関わっているけど、現地の女性たちもどうしたら買ってもらえるのか?どんなデザインが好まれるのか?を一所懸命考えているそうです。
畳の習慣が根付いている日本だと、い草の商品ってなんとなく身近なもので、独特のデザインが雑貨好きな人の心をくすぐるんじゃないかと思います。
現在かものはしプロジェクトさんは、い草を使った新商品開発のために、クラウドファンディングにチャレンジ中です。
第一目標は達成し、残り7日で次のゴールへ向かっています。
途上国発ブランド「SUSU」で、カンボジアで頑張る農村女性を応援
い草がつなぐ、日本とカンボジアの取り組み。
これからも楽しみです。
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