欲を言えばフィンランドの著者に会いたかったなぁ


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最終日の朝は気持ちのいい青空だった

 

3日間の東京国際ブックフェアを終えました。

初めての出展ながら、本当にたくさんの方にブースに来て頂いて感謝感謝です。

僕たちの事業の方向性に共感してくれた人、新しい技術に感嘆してくれた人、一緒に組んでやろうと言ってくれた人、電子書籍で失敗した理由を語ってくれた人などなど、素晴らしいご縁を頂きました!

でも、チラシを手にとってくれた人や、話を聞いてくれた人で、あまりリアクションせず去って行く人もいました。その人たちの意見もじっくり聞いてみたかったなぁと思います。そこに出版や電子書籍の未来が詰まっていたかもしれない。聞き出せなかったことは残念だけど、次の機会にはさらに磨きをかけて、そんな人たちにとっても役に立つものにしていきたいですね。

これからが本番だ。

 

ブースにきてもらうだけじゃなく、僕たちもいろんなところにお邪魔させてもらいました。

今回は書店さんと出版社さんが多く、ソフトやアプリ、デバイス系はほとんどなかったですね。やっぱり読者向けだったかな?

回らせてもらったところでは、電子化が進んでいるところ、まったくやっていないところ、少しずつ進めているところなど、色々な状況が見られましたね。ただみなさん口を揃えて言うのは、電子書籍は売れないということ。

そう、そうなんですよ。電子書籍はそんなにバカバカ売れないのです。電子書籍元年と言われた年から5、6年経ちますが、電子書籍大ブームは未だ来ていないと思うんですね。なぜかと言えば、紙の本がスマホやタブレットで見られる”だけ”だからじゃないかな?

 

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スマホはライフスタイルを大きく変えた。電子書籍は何をどう変えられるのか?

 
電子書籍を電子の書籍にしようとするから売れない。紙でいいじゃんってことになる。だったら紙じゃできないことやればいいわけで、デジタルコンテンツの一つとして使うと便利な状況や、使い方、使うとライフスタイルがどう変わるのかを合わせて提案していくべきだと思うんですね。電子書籍を読みながら、物が買えたり、予約が出来たら便利なシチュエーションってあると思うんだな。でもそれが便利なんだってことを知ってもらわないことには存在していないのと一緒、だからどんどん提案して見せていかないと。

 

そうそう、最終日の最後に訪れたブースがフィンランドセンターでした。もともとフィンランド、スウェーデン、デンマークが好きな僕に、みんなが残しておいてくれました。嬉しい^^

センターの職員の方とフィンランドの書籍の電子化についてお話させてもらいました。が、基本的に公的機関ですから、電子化するかどうかは出版社や著者が決めることだと。なるほど、たしかに。でも、そんな出版社や著者を紹介はしてくれるって。それだけでも十分。ムーミンは難しいとしても、フィンランドの書籍を電子化して日本で販売したり、逆もまたありでしょ。面白そうぁじゃないですか。

で、フィンランドの場合、英語で書かれた書籍などは特に電子じゃないと売れないとか。さすがIT先進国、若い世代のほとんどは電子書書籍を読んでいるそうです。うん、フィンランド親和性あるかも。出版社や著者を訪問するがあったら、またスオメンリンナ島に行きたい。

 

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フィンランドの著者の方も来てた。残念…

 

今回のフェアは本当に勉強になりました。そしてご縁をたくさんもらいました。

これを生かして明日からまた頑張ろう!

仲間にも大感謝!みんなお疲れ様でした。

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