ブックフェアで出会えた皆さまに感謝して


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「電子書籍化したけど、あまり売れなくて・・・」とブックフェアで電子化について勧めている中で、数人の方から伺った電子書籍を売るというのは簡単なことではないということをお話を聞く中で、実感した。直接、実体験を伺うことは今まで私が普段している開発の仕事では、知ることができないことで、とても貴重なお話だった。

 

一方で、「売れなくてもいいから、知ってほしいんです!」というお話も伺うことができた。そのためには電子書籍が早くて安価で拡散しやすいので、ぜひ出版したいというお声があった。残していきたいもの、受け継いでいきたいもの、知ってほしいこと、たくさんの方にいろんな想いがある。それを電子の力を加えて大きく広げていく可能性、残していく可能性が期待されているのだということも感じられた。伝えたい方たちのキラキラした顔が素敵で印象的だった。

 

普段は電子書籍を読むためのツールを開発していて、どうしたら使いやすいかということは、ユーザ目線で考えてきたが、どう役に立てるか?ということを真剣に考える機会は少なかった。特にそれをお客さんに説明するというのは、今回のブックフェアが初めてだった。伝えるためには、自分の言葉にしないととても難しいので、自分の中で考えていること、感じていることを咀嚼して、またお客様の状態を伺って、理解して伝えなければ届かない。五感を使って、貴重なご意見を感じること、それを今回のブックフェアでいただいた。

 

まだまだ不慣れで説明はうまくできなかったこともあるけれど、生の声を伺うことができて、電子書籍の可能性を1つではなくて、多方面から感じることができた。また幾つかの課題も見えてきた。電子書籍は広めること、残していくこと、簡単に出版できることを大きな価値として、本から実体験を生み出すツールとして羽ばたいていってくれるのではないかと思っている。残したい想いをできるだけ多くの方に知ってもらうために、またそこからアクションを起こす、体験する楽しみを感じてもらうために、明日からコツコツと勉強しながら、いろいろなご意見を伺いながら、開発をしていこうと思う。

 

たくさんの方に出会えて、明日からまた頑張る意欲をいただいた。肌で感じることって大切!皆さまからいただいた想いカタチにしていきたい、いや、していかなくては!

 

 

 

 

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