本を手にとるためのあたたかな工夫


本を買うとき、何で決断をしますか?

 

棚ではなく平積みされているもの、知り合いが薦めてくれたもの、本のカバー(装丁)、タイトル、書き出し、帯の書評・・・本にはいろいろな要素があって、手に取ってみようと思うことでしょう。

 

あるサイトでは、「中身」「タイトル」「書き出し」が本が売れるために大切な3つの要素だとありました。本を買うときは大体タイトルに惹かれて、手に取って「書き出し」を読んで面白そう、次を読み進めたいと感じることが多いのではないでしょうか。

 

昔は、作家の名前順、書店順などで並べられていた本も、最近では書店員さんのPOPなども豊富になってきて、オススメのコメントなどが載っていたり、カテゴリ分けも書店独自のものになっていて、並びなども工夫されているのを見かけます。例えば、「泣ける本」とか、「元気になる本」とか。本の見せ方も書店によって個性が出てきているのだなあと感じます。

 

本をオススメする書店員さんの目線ですと、本のカバーの美しさもとても重要だとか。それによってオススメしたくなったり、目に止まるので、平積みにするものとして選ばれたりすることがあるそうです。例えば、こんな目を引くような表紙ですね。

 

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(http://kot-book.com/good-bookcover/)

 

本を手に取ってもらう工夫から、また書店に足を運んでもらう工夫というのもされるようになってきました。例えば、梅田蔦屋書店さんでは、いろいろなセミナーやイベントを開催していたり、魅力的な文具を取り揃えていたり、本のコンシェルジュさんを配置していたり、カフェを併設していたり、会議室を提供していたり。本を読むということと体験することをセットにしています。

 

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(http://real.tsite.jp/umeda/about/)

 

電子書籍だと、読んでもらう工夫は、表紙で決まる!という記事もありました。タイトル、キャッチフレーズ、レイアウト、色が大切で、特に目立つ色であることとも書いてありました。本を読んでもらうために、表紙で惹きつけるというのは紙の本もデジタルの本も同じで、表紙はとても重要な要素になると思います。

 

その他、紙もデジタルも、最近は読んだ人のコメントなども参考にされる方も多いと思いますし、書店員さんのコメントがあったり、コンシェルジュさんのようなオススメしてくださる専門家の方がいてくださったら、自分の興味が広がったり、的確な情報をいただけて、知りたいこと読みたいことに近づけますね。

 

表紙の情報は目をひきつける大切な要素で、また人からのオススメ情報によって安心して買えたり、自分では見つけられなかったものが見つけられたり、さらに広がったりできるのではないかと思っています。電子書籍をこれから作るお手伝いをしたり、販売をしていくので、読みたい人にとって素敵な本が届けられるようなあたたかい仕組みを考えていきたいと思います。

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