みんなが著者になれる時代がやってきた


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電子書籍と紙の本どちらがいいか?という議論を時々目にします。紙の本がやっぱりいいというご意見も多いですし、電子書籍は2014年に1411億円、2015年に約1826億円となり、29%の伸びを示しているそう。私はどちらもすごい!と思っています。ずっと紙で読書を楽しんできたので、触れて、厚さを感じて、ページをめくる感覚、表紙、挿絵の美しさいろいろなものを感じて読んできました。スマホ、タブレット一つでたくさんの本を読めて、気軽に購入ができる電子書籍もとても便利で、読みたい!と思ったら買えるメリットで知ったことも沢山あります。どちらもいいことがたくさんありますね。

 

電子書籍のメリットとして、私が一番大きいと思っているは「誰でも著者になれる」ということではないかと思っています。紙の本を出版したい場合、出版社に送る、売り込みにいく、コンテストに応募するなど、売れる本を作ることがメインとなっていました。自費出版という方法もありますが、それにしても印刷代、在庫を抱えるかもしれないなどいろいろなハードルがあります。出版するのは本当に大変です。しかし、電子書籍はそのようなハードルを下げてくれて、誰でも作成したら、売り出すことが簡単にできます。

 

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残したいこと、伝えてほしいこと、知りたいこと沢山あります。例えば、今まで資料としてなかったこと、受け継いで培われてきた日本の職人さんの技術、長年農業をされてきた方にしか知ることができない美味しい野菜の育て方、あたためていた小説。伝えずに終わってしまうのは本当にもったいない宝物が身近なところにも眠っています。私は今の歳になって久しぶりに友人に会ったりすると、そんなことを知っているなんてすごいなあと思うことが多々あります。一人一人が歩いてきた道、経験したことが違って、私が見たことのない知恵を聞くことができます。伝えてほしいことはあちらこちらにあるのではないかなと思っています。

 

出版社に持ち込まなくても、電子書籍なら簡単に作ることが可能なので、大切なことを沢山残していける、伝えていけるのではないかと思っています。紙の本なら、10〜12万字の文字量が一般的とされていますが、電子書籍は長くても短くても出版ができます。在庫も抱える必要がありません。著者になることは夢ではなくて、すごく身近なことになってきました。作っていくことに焦点を当てて、知恵を感動を広げるお仕事ができたらと思っています。伝えること、残していくこと、広げることを大切に電子書籍を活用できるように努力していきたいです。

 

 

 

 

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