フェアトレードって?知っておくべきことがたくさんあります


私は、少し前まで「フェアトレード」という言葉を知りませんでした。フェアトレードというものが生まれてきた背景もよくわかっていませんでした。知らないことはまだまだたくさんあるのだなあと実感します。でも知っておいた方がいいこと、知るべきことはたくさんあります。このフェアトレードもそうではないかと思っています。

 

直訳すると、「公平な貿易」です。現在のグローバルな国際貿易の仕組みは、経済的にも社会的にも弱い立場の開発途上国の人々にとって、「アンフェア」である時があります。そして、そのアンフェアさによって、貧困を拡大させてしまうという良くないことが起きています。多くの地域で行われてきたアンフェアな貿易とは、また別の貿易のしくみとしてフェアトレード運動が始まったそうです。安い賃金で社会的な立場の弱い人を雇い、過剰な労働をさせるということが多く起きていました。それによって安くものを作れたり、買える人たちはいいですが、公平な取引とは言えません。労働に見合っただけの取引がされるべきという考えのもと仕組みづくりがされてきました。

 

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http://www.wakachiai.com/fairtrade_news/20161109/

 

途上国の人たちから、適正な価格で原料や製品の購入を続け、立場の弱い開発途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指すといういい循環をしていこうという貿易の仕組みがフェアトレードです。この言葉があること、取り組みがあることを知るまで、安かったらいいなと単純に考えていましたが、この言葉を知ってからものを選ぶということに慎重になりました。そして、フェアトレード商品に触れる機会が増えるにつれ、商品の素晴らしさやセンス、価値にとても魅力を感じています。例えば、コーヒーやチョコレートなどよく目にします。それだけではなく、洋服やアクセサリーなどとても豊富な品揃えがあります。身近なところに、お店やデパートなどでもフェアトレード商品を目にすることができるということにも気づかされました。海外ではもっともっとたくさんの商品が普通に並んでいるそうです。

 

いいものを選んで、買って、それがまた一部でも途上国の自立につながるという支援の仕方があること、少し前までは知りませんでした。知っておくべきことだと思います。知ってよかったと思っています。このまま進んでしまったら、よくなかった、軽率な考えをしてしまっていたと思うからです。そういうことをできるだけ多くの人に知ってもらう必要があると思います。フェアトレード商品を届けることで、考えやしくみを広げ、いい循環の社会を作ろうとしているNPO、NGOの方たちがたくさんいらっしゃいます。電子書籍で、知っておくべきことを広めるお手伝いができるように頑張っていきます!

 

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