日常って楽しいこといっぱい!ヨシタケシンスケさんの気づきに感動


絵本のある暮らしをテーマに作り上げられた雑誌、月刊『MOE』で2016年の絵本屋さん大賞が選ばれました。「MOE絵本屋さん大賞」とは、月刊『MOE』が全国の絵本専門店・書店の児童書売り場担当者3,000人にアンケートを実施し、年間で最も支持された絵本30冊を選ぶものです。『MOE』という雑誌は私もよく読んでいますが、絵本に登場するキャラクター、著者さんへのインタビュー、対談、絵本に関する雑貨、原画展などのイベントなど、絵本に関しての盛りだくさんの情報を提供してくれて、絵本の世界を深く、広く、新しく魅せてくれるなあといつも楽しませていただいています。

 

そこで選ばれる絵本たち、今年はどんな本になるかとワクワクしていたのですが、話題になっていた「もう ぬげない」が選ばれました!その作品を描かれたのはヨシタケシンスケさんです。ヨシタケさんはイラストレーターとして難しい文章の横に添える楽しいイラストを描かれていたり、多方面で活躍されていて、イラストレーターを続ける中で、絵本を描かない?というお誘いがあって描き始めたということです。ヨシタケさんの取材などの記事を、どんなことが絵本の材料になっていて表現されているのかなと興味深く読ませていただきました。

 

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『もう ぬげない』(ヨシタケシンスケ/ブロンズ新社)

 

こちらの絵本は表紙の絵がとてもかわいい!こんな場面、私も子育てをしながらよく見ていました。子どもが洋服を着替えたり、お風呂に入るために脱いだりするときに、うまく脱げなかったりして顔が隠れてしまう、身動きが取れなくなってしまう、このような場面の絵です。確かに!!あるある!と言ってしまうほど、愛らしく可愛らしい♪こんな絵を描こう!と、このかわいさを絵にしてしまうヨシタケさんは、みんなの中によくあるけど、気づいていなかったことを思い出させてくれて、クスッとさせてくれて。日常を愛おしく感じてみている方なんですね。

 

そして、取材の記事を読むにつれて、今までこうしなくちゃとか、こうでなくてはいけないというようなことが目立っていたかもしれないけど、それだけが選択肢ではなくて、いろんな見方をすると、実は楽しくなったり、面白く見えたり、意味がまた違って見えたりして、笑顔になれることたくさんあるんだよって伝えたいんだなあと感じました。子どもも大人も関係なく、そのような温かさは、心地よく響いたり、笑顔にしてくれたりするんですね。そんな子どもも大人も超えた表現や気づき、日常を温かく見つめる目線を、絵本を読んで育てていったら、毎日また新しく、楽しくなりそうですね♪

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