IT教育はプログラミングだけじゃない!
今、いろんなところでIT化が進んでいて、小学校でもデジタル教科書によって臨場感ある映像や、視覚で見せる授業というのが取り入れられていますね。公立でも、いろいろなデジタル機器が導入している学校も増えてきています。だんだんと便利になる中で、それを使いこなす人材が求められていて、それが当たり前になっている中で、時代に適応する力というのを育てる必要性があるのですね。
IT化というと、プログラミング教育を想像してしまいがちですが、IT化することがプログラミング教育とイコールではありません。プログラミングは、確かに求められている能力の一つではありますが、目的ではありません。いずれはそれはコンピュータが、AIが取って代わってやってくれるものと言われています。本当に求められている力は、それを使いこなせる力、それを使ってどういうことが可能になるか創造していく力なのではないかと言われています。
https://response.jp/article/2014/03/23/219656.html
今駅に行くとその街の案内をするタッチパネルがあったり、電車の切符を買うにもデジタルの機械から購入します。その前にいる人をセンサーで感じて、案内が表示されたり、海外の人には英語で案内が出たり、いろいろな工夫で不便なところにコンピュータが役立っています。スマートフォンにはいろんなアプリがあって、天気予報、電車の乗り換え情報などいろんな情報が提供されたり、その場にあった情報を見ることが可能になっています。
そんな中で教育でのIT化、今までできなかったところに手がとどくものであってほしいなあと思っています。子供は外で元気にいっぱい遊んだり、運動したり、体を動かすことも忘れないでほしいので、ITがない世界というのもとても重要です。でも、その中にITを取り入れたら、もっとやる気になったりもっと元気になれたり、そういうものがあるのであれば、活用しない手はないのでは!と思っています。
私が目にした記事では、体育の授業でタブレットを使って、動画を撮って、それを自分で見てみて、何かのフォームを直したり、ここが違うんだと自分で認識する道具に使ったり、少し客観的に自分を良くするための道具に使ったりしているというものがありました。何となく言われてもわからなかったことが、ここが直るとできるかな?と自分で考えられたり、アドバイスももらいやすくなったりします。これであれば、さらにスポーツが楽しくなったり、うまくなるモチベーションも高めていけるのではないかなと思いました。
今では、監督・コーチをAIにさせてみたり、怪我をさせないGPSが発明されたり、スポーツとITのコラボはいろいろ始まっているようです。VRで、トレーニングなんていう方法も生まれているそうです。
https://response.jp/article/2014/03/23/219656.html
私も中学時代、テニス部に入っていましたが、ちっともうまくならなくて(汗)具体的にどうしたら良くなるのかわからないまま卒業をしてしまいました。もう少し努力をすればよかったなという後悔もありますが。でも、もし、自分のラケットを振るフォームをすぐに観察できたとしたら・・・何がいけないか気づけたのかもしれません。こうやってみよう、ああやったほうがいいかなと工夫が出来たのかもしれません。チャレンジできたことはもう少しあったのかなと思うんですよね。あとのまつりではありますが(笑)
何か気づかせてくれる道具として使用できたり、何かうまくなりたい人の手助けになりますね。プログラミング教育に限らず、何かに気づいたり、モチベーションを上げる道具としても利用しながら、身近にITがあったら笑顔が生まれるきっかけになるのでは?と期待しています。