日本人の自己評価～不世出の横綱　双葉山の言葉

日頃はお世話になっております。
ジーレックスジャパン株式会社の石川です。

消費増税も終わり、新築市場ではいよいよ30万～40万戸時代に突入した感がありますが、リフォーム市場はここ数ヶ月にわたり30%（前年比）で伸びており、「通常の収益はリフォームで、新築物件はボーナス」となる日が近いかも知れません。2015年には更に消費増税が10%になることが見込まれており、見方の厳しい研究所などは20万戸が平均的な数字になるだろうと予測しているところもあります。

地域の工務店においては、「もう30万戸か」と考えるか「まだ30万戸か」と考えるか？そして工務店という地元密着型の仕事であり、個人の買い物として最大級のものである、住宅を扱っている工務店においては、今まで以上に既存客への対応を厚くすることこそ大事にしていきたいところです。

さて今月の一言です。
日本人は自己評価が世界でもっとも低いといわれます。アメリカ、中国、韓国などと比べても極端な位低い数字が現れます。みなさんの周りでも、凄いな～と思って本人に伝えても「まだまだ駄目だよ」とか「そんなことないよ」という方もきっといると思います。

不世出の横綱といわれた双葉山という力士がいます。大相撲の連勝記録69連勝をした方で有名ですよね。

彼が70連勝を賭けそこでは敗れたわけですが、「イマダモッケイタリエズ（未だ木鶏たりえず）」とまだまだ自分には無敵といわれる木鶏にはなってない、といったわけです。いまだ破られていない大記録をつくっていたにも関わらず。

実際その後、福岡県で27日間にも及ぶ瀧行をおこなうなど、最後まで求道者的姿勢で相撲をとり続けた。

日本人は志が高く、その基準から自分を見るので、まだ何もできていないと思うのではないと思う。大いなる想いがあり、有限な肉体を持つ自分のできることの小ささに嘆く。これが、日本人の自己肯定感が低い「正体」かもしれません。

あなたも自分をダメだと思っていませんか。それは、あなたの志の高さから来ていませんか。
それはどのような志でしょうか？

人としての極み、道を極めようとしている方はどの地点が頂点なのでしょうか？ある人は一個人だけでは達成することのできないような志であるかも知れません。日本人の自己評価の低さ、それは謙虚なだけではなく、途方も無い「志」や「頂点」から今の自分を見ているからかも知れません。

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