武田信玄の言葉「人は使うにあらず、その業を使うにあり」

日頃はお世話になっております。
ジーレックスジャパン株式会社の石川です。

木材利用エコポイントの利用が過去最高を記録しました。また「木」にまつわるイベントや公共的な団体の活動も目立ってきており、環境負荷の観点だけではなく、木の持つ力が更に認識されてきていると感じています。業者向けだけでなく、一般ユーザーへのイベント企画も多く開催される様で、これを契機に「木」への関心が高まり活用される機会が増えてもらいたいと思います。

さて今月の一言です。

武田信玄の言葉

武田信玄といえば、戦国大名の中でも最強軍団との呼び名も高く、戦上手でも知られていますが、一方で領国経営にも力を注いでおり、金山開拓、開墾事業、法度を定めたり領国内の整備にも努めました。当時は家臣といえども、一地方を治める豪族の連合体という色彩が強く残っており、戦国時代中盤から後半に出てくる直轄家臣団ではないため、その扱いにはどの大名も苦労したようです。

武田信玄はその中で、「我、人を使うにあらず、その業を使うにあり」と言っています。

「人を使うというのは、思い上がった考えだ。まして武田家臣団はほぼ一国一城の主である。地域に戻れば、自分が主君であり、家臣もいる。それゆえ人を使おうというのではなく、そのものが持っている力・技能を最大限に活用させていただく」という考えであった。

*これは父親(信虎)を追放する原因の一つにもなるが、家臣の信頼がなくなれば、家臣たちは結束し国主であっても追放するほどの力がある。そのようなことを眼前で見ているということも一因であるだろうと 思う。

勿論家臣団ということあれば、主君と仕えるものという区分ですが、その前に一地方を束ねる「一軍の将である」ということも尊重しながら、その家臣毎に適材適所をはかり、戦や領国経営を行っていった。戦場に戦功品を持っていき、その場で与えたり、戦で功あったものの為に、温泉を開拓し療養に努めさせたりした。

結果、戦国時代最強軍団との呼び声が高くなるほどになった。一方で、実子である息子であろうとも法度を破り、集団の和を乱すようなことには容赦ない罰則を与えている。(実際実子を幽閉したり、出家させたりしている)

当時としては画期的でもある、合議制(会議)によって施策を決めたり、家臣の意見を積極的に取り入れたりした。勿論難しい決断を迫られることもある。そのような場合には多数決で決めるのではなく、それこそ国主である信玄の英断によって物事は進められていった。

戦国時代という封建社会でありながら、家臣を人として見て業を活用させてもらう。家臣の為に心を砕き出来ることはする。意見を取り入れる。現代にあっても十分に通じる経営を行っていた信玄。戦国最強軍団といわれる武田武士団だが、それを支えているのは様々な想いや仕組みがあったということ。学べることも多くある武田信玄の言葉です。

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