キュウリの支柱を立てる


真夏とは思えないような天候が続いている茨城です。

雨が多いので、なかなかトラクターで圃場に入れず、耕せない日が続いています。そうなると草が生え放題、、、。夏のこの時期はとにかく草との戦いですね。

 

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昨日はやっと天気が回復したので、キュウリの支柱を立てました。キュウリの苗の植え付けは、通常4月下旬から5月上旬頃で、今が収穫真っ盛りなのですが、今年はちょっと時期をずらして秋の収穫を狙っています。

 

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キュウリってすごく育ちが早くて、最盛期にはつるが一日に約10cmも伸びます。子づる、孫づるとどんどん伸びていくので、苗を植えてからなるべく早い段階で、支柱を立てます。

 

■支柱をたてるメリット■

 

支柱を立てるメリットとしては、

日当りがよくなり生長を促進できる

②密生しないので、病害虫被害を減らすことができる

③空間ができるため収穫が簡単になる

④植物間の距離が保たれ風通しがよくなる

といったことがあります。

手間と時間がかかる作業ですが、これをやっておくことで、立派なキュウリが収穫できます。

 

支柱を立てる時期は、本葉が5~6枚になる頃で、支柱の長さは約2m、立てる間隔は40~50cmくらいにします。支柱にもいろいろな種類がありますが、うちはいつも合掌式で立てます。

キュウリ栽培の支柱の組み方は、いろいろあります。地植えかプランター栽培かなど栽培形態や、広さによって支柱の立て方も変えるようにするといいですね。支柱と合わせてキュウリネットを使うと、つるが絡んで誘引ができるので便利です。

 

■場所と栽培形態で立て方を変える■

 

合掌式の他にも、主に1条植えで育てる場合の立て方で、2mくらい、直径2cmの支柱を1株に1本立てて、上部と下部に横1本支柱を通して倒れないようにする、垂直式という方法もあります。ほかにも、プランター栽培や鉢植えなど狭い場所で、縦の空間を作ることができる、ピラミッド型、あんどん型がありますね。あんどん型は、プランター栽培で鉢植えの場合でも場所を取らず、縦の空間を作ることができます。アサガオの鉢栽培やプランター栽培でよく見かける、何段かの輪をつけた、あの方法ですね。
支柱を立てる時に注意しなくてはいけないのが、固定ですね。これからの季節は、台風もありますし、最近ではゲリラ豪雨による強風も考えられます。また実がなりだすと支柱に相当の重量が掛かるので、支柱の根元をしっかりと固定しておく必要があります。プランターでの栽培の場合は、支柱の根元をひもなどで固定すると良いでしょうね。
キュウリが成長して、つるが伸びてきたら、つるをひもで支柱に結んでいきます。うちでは紙テープを使って結びます。ネットを使っている場合は、つるの固定は最初の一回だけで、あとは自然にネットに絡むかどうかを見てあげれば大丈夫です。

 

うちも無事に支柱が立って、しっかり固定もしました。つるが絡まってどんどん伸びていくのを見るのが楽しみです。秋のキュウリ収穫ができるのか、期待です。

 

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