アマゾンで電子書籍を出版する


アマゾンジャパンが、Amazonのプライム会員向けの新サービス 「Prime Reading」 を日本でスタートしましたね。これは、Kindleの電子書籍の中から、厳選された数百冊の書籍・漫画・雑誌を、追加料金なしで読み放題となるサービス。読み放題の対象となる作品は、随時入れ替えられるとのこと。原稿執筆時点での検索結果では、約800冊が読み放題となっています。

Kindle Unlimitedは、プライム会員でも月額980円がかかりますが、Prime Readingはプライム会員なら追加料金なしです。様々なサービスをスタートするアマゾンですが、いよいよ電子書籍にも本格的に力を入れてきそうですね。

 

そんなAmazonでは、kindle direct publishingというサービスで、電子書籍を出版できます。

既に出版されている人もいるでしょうけど、今回はアマゾンのkindle direct publishingについて、書いてみようと思います。

 

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■Kindle Direct Publishingとは■

そもそも「kindle direct publishing」とは、自分が執筆した作品を、Amazonが提供している電子書籍「Kindle」専用の本として販売できるということです。出版社からの販売と違って、商業出版ではなく自費出版であり、街の書店に流通するといったこともありません。販売先の電子書籍ストアも、Amazonのみとなります。

 

さて、Amazonで電子書籍を販売するためには、まず以下の作業が必要となります。

Amazonアカウント取得 


まずこれは必須ですね。アカウントを作ったことがない、アカウントを忘れたという方は、アカウントの作成から進めましょう。

 

kindle direct publishingKDP)のアカウント登録

Amazon KDP用のアカウントを新規に登録する必要があります。

 

 税に関する情報の入力


これは、米国での源泉徴収を免除してもらう手続きです。KDPでは、売上の最大で70%が著者の取り分になりますが、KDPの契約は米国Amazon本社との契約であるため、米国で30%の源泉徴収が行われます。結果として、売上の70%からさらに30%を引かれた分が著者の手取りになるわけです。以前は、米国での源泉徴収を免除してもらうための、米国のTIN申請が必要で、これがとても手間がかかりました。しかし、現在30%の米国の源泉徴収制度の対象となるのは、Amazon.comでの売り上げに対するロイヤリティのみとなり、Amazon.comで売らなければ、米国のTINを持っていなくても米国で源泉徴収されないことになります。ほとんどの著者は日本語のKindle本をAmazon.co.jpで販売するだけだと思うので、その場合米国の源泉徴収を心配しなくて済みます。
税に関するインタビューに答えていけば、30分程度で完了します。

 

④銀行口座の登録


売上金を受け取る銀行口座を登録する手続きです。口座名義人が半角カナじゃないと登録できなかったりするので、注意が必要ですね。

以上の登録は済めば、基本的にAmazonでの電子書籍出版は可能です。以前よりぐっと簡単になりました。

 

■Amazon KDPのメリットとデメリット

Amazon KDPのメリットとしては、

出版コストが無料

最大72時間以内に販売をスタートできる

実質世界中のAmazonで販売が可能

何と言っても出版・販売が無料で出来ることは嬉しいですね。一般的な出版社からは、誰でも出版できるわけではないですし、自費出版で本を出すとなると、製本等のコストがかかるため、相当量を売らないと赤字になります。その点KDP、これは他の電子書籍でもそうですが、基本的に在庫がないので、紙の本の出版よりコスト面はかからりません。売れるか売れないかは別として(売れた方がいいけど、、、)本を出版しているというブランディングはできますね。

また、データをアップしてから最大で72時間、大体が48時間以内に販売がスタートします。これは本当に早い。とにかく早めに市場に出せるというのは、著者にとって嬉しいことだと思います。そして、先の租税のこともありますが、実質的には販売先は世界です。

僕たちも、電子書籍の制作・出版を行なっていますが、KDPのサービスは見習うべき点が多くありますね。

 

そんなAmazon KDPのデメリットというと、

あまりデメリットはないのと思うのですが、当然ながら本の内容の執筆・編集・出版手続きは全て自分でやることになります。ですので、KDPでの出版は簡単ですが、そこまでの時間がかかりますね。そして、販促についてはいくつかサービスがあるものの、Amazon側は特に力を入れてくれるわけではありません。長い時間をかけて出版できたとしても、売れなければ利益は0円です。

 

僕が思う最大のデメリットは、Kindleのファイル形式がEPUBではなく「.mobi」であるということでしょうか。EPUBファイルを作成しても、自動でmobiファイルに変換されます。この際に、レイアウト崩れなどを起こしやすいのです。ここで何度やり直したことか、、、。電子書籍の業界標準となっているEPUBのフォーマットは、XHTMLファイルをZIP形式で圧縮したものです。KindleEPUBをベースにしたKF8という独自の形式になっています。このあたりのファイルフォーマットが統一されれば、電子書籍はさらに作りやすいものになると思うのですがね。

 

僕たちは、電子書籍の制作・出版を行い、自社ストアでの販売もしますが、Kindleでの販売やその他のストア(楽天Koboなど)への販売もお手伝いしています。KDPで出版したいけど、ファイル作成がちょっと、、、という場合にはぜひご相談ください。

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