貢献感のある仕事を


お盆期間に入り猛烈な暑さもひと段落といったところですね。

我が家でも仏様を迎えて、家族で静かな休みを過ごしています。祖父が亡くなって19年、祖母が亡くなって7年。自分も人生の半分を越えているわけで、時が経つのは早いですね。

 

アリストテレスは、運動には二つの種類があるといっています。

一つは「キネーシス」、もう一つは「エネルゲイア」。

キネーシスは始点と終点があり、始点から終点までを可能な限り効率的に動くことが求められ、終点に着くまでの運動は不完全と考えられます。対してエネルゲイアは「今ここ」での運動自体が完全であって、終点を目指すものではなく、結果としてどこかに到達するというものです。

人生はどちらかというと、エネルゲイアですね。

「誕生から死」を「始点から終点」と見ることもできますが、人生において効率的に生きることは意味を持たないから。一日一日「今ここ」を丁寧に生きることで、過去と未来がつくられていくと思います。

 

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仕事においてはどうしてもキネーシスが必要になりますが、終点を見据えながら「今ここ」の仕事をすることが大事なんだと思うのです。

目の前の業務だけに囚われてしまいがちですが、その業務の終点がどこにあるのか?どこにゴールを据えるのか?を自分の中で明確にして、「今ここ」の仕事に情熱を傾けられたらいいですね。

 

人生は有限。

有限な人生の中でも、仕事で他者貢献ができるのはさらに短い時間だと思います。

あとどのくらい今の仲間と一緒に仕事が出来るかなぁ。

だから貢献感が持てる仕事をしよう、貢献感を感じる人生にしよう。

仏前で本を読みながらそんなことを考えています。

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