kindleが教育環境も変え始めた!


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Amazonの中国法人が、現地の政府系非営利団体「中国貧困緩和基金会」と共同で、農村部の小学校22校に電子書籍端末「Kindle Paperwhite」を50台ずつ寄付するプログラムを発表したと、新華社通信が伝えています。

中国貧困緩和基金会は、農村部の貧困問題を解決するための団体だそうで、Amazon中国法人は昨年からこの寄付活動をスタートしています。今年は協力出版社から500作品を提供してもらい、Kindle端末にプリインストールして届けるんですね。配布予定先は四川省・雲南省の小学校。まずは担当の先生にデバイスの管理方法を教えるところからスタートするそうです。

ソース元:新華社通信(http://news.xinhuanet.com/book/2016-09/08/c_129274005.htm

 

これってすごく画期的なことですよね。もうね、紙だ電子だの話ではないわけですよ。

本が無い、図書室が無い、教育を受ける機会が無い。そういった国はまだまだ世界にたくさんあります。でも、たった1つのデバイスがその環境を劇的に変えてしまうかもしれないのです。デバイスが高価で買えないとか、盗まれるとかの心配もありますが、これから先ものすごく安いkindleが出るんじゃないかと僕は信じています。当然他のメーカーも追随するでしょうね。そうしたらデバイス問題なんてすぐに解消されます。ネットワークはどうするのか?インフラが整わないとダウンロードできないという話もありますが、デバイスにプリインストールしてしまえばいい話。作品を追加する場合はデータをUSBメモリに入れて現地に持っていけば良くなるかも。

とにかく読書環境や教育環境は、これから数年で大きく変わるはずです。その真ん中に電子書籍があるのは間違いないだろうなぁと思っています。

 

今週末には東京国際ブックフェアが開催されます。

僕たちオモイカネブックスも出展するのですが、きっと去年よりも機能満載のビューワーアプリや、出版のシステムがたくさん出ているのだと思うけど、社会の課題を解決するサービスは無いんじゃないかな?

AmazonのKindle Paperwhiteは、本当に電子書籍を読むだけの端末。特にこれといったすごい機能がついているわけではない。でも、中国の農村にある22の小学校の教育環境を変える力を持っているわけです。僕たちのサービスもスペックではなく、誰の何の役に立てるかを追求していきたいと思います。

 

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