インドがさらなるIT大国へ
昨日仕事で急にネットにつなぐ必要があり、スターバックスに立ち寄りました。
スターバックスでは、フリーWi-Fiのほかキャリア系のネットワークなども飛んでいて助かります。
ヨーロッパなどと比べるとWi-Fiスポットが少ないと言われる日本も、だいぶ増えてきていますね。でもフリーはやっぱりリスクが伴うので気をつけないと。
以前ベトナムとミャンマーに訪問した際には、Wi-Fiスポットが無くて苦労しました…。アジア諸国だとインターネットインフラはまだまだこれからでしょうね。インドでは、無料で利用できる公共のWi-Fiスポットはほとんどなく、農村部ではインターネットインフラが整わない状態で、インターネットにアクセスできるのは国民全体の5人に1人、それも都市部に住む人のみで限られているとのこと。
そんな状況を大きく変える人物が現れました。インドの実業家ムケシュ・アンバニ氏です。
CNN Moneyよると、アンバニ氏は自身の資産を投入して、インドに激安の4G通信サービスを開始したそう。それによりインド国内の高速通信網が一気に整備され、新たなネットサービスが展開していくようですね。
ソース元:India’s richest man offers free 4G to one billion people
http://money.cnn.com/2016/09/06/technology/india-reliance-jio-4g-internet/
ムケシュ・アンバニ氏(写真はCNN Moneyより)
今後はインド全土に一気にインターネット通信網を築こうとしているようで、2016年内にはモバイル通信を無料で解放するとのこと。2017年以降は月額149ルピー(約230円)という価格で提供する予定。
アンバニ氏曰く「デジタル化出来るあらゆるものが、今後次々とデジタル化されるでしょう。それも指数関数的な速度で」
すごいですね、これ。インドのインターネットサービスやアプリケーションの活用が大きく変わるでしょうね。もともとIT大国としてエンジニアのスキルの高いインドですから、世界が驚くサービスや仕組みを生み出してくれそう。
これからのインド動きは大注目ですね。