ムハンマドユヌス 貧困のない世界を創る


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ムハンマドユヌス氏 グラミン銀行創始者

ムハンマドユヌス氏はマイクロクレジットという小額無担保融資を貧困女性に

貸し出しをして、家計を助けるとうことからはじまった。

現在では銀行業に加えてグラミングループという企業そして社会貢献活動の両軸で

活動をしている、ノーベル平和賞受賞もされたバングラディッシュの方です。

以前にもムハンマドユヌス氏のことをブログで取り上げられたことはあったけど

今回はちょっと違う視点で見たいと思っています。

ムハンマドユヌス氏は経済学者でアメリカで教鞭もとっていた。そこから祖国へ

戻り、祖国の状況を分析します。これは数字だけの分析でなく社会的な背景や

習慣、そして国民性も含まれます。

各国ともそうだと思いますが、様々な課題がありそれに向かって解決するために

政策を立てていくわけだが、そこでも中々行き届かないことが多いしとても難解

な問題もある。そんな難解な問題にチャンレンジしたのがユヌス氏ともいえます。

通常ではお金を借りることが出来ないいわゆる貧困層にお金を貸すのは従来の発想

では考えられなかったといえるが、ユヌス氏は国民性も理解していたので

問題ないと思ったと語っており、結果そのとうりになった。

グラミン銀行について言えば、詳しくは割愛するけど今ではバングラディシュを

はじめ世界へ進出している。

ソーシャルファイナンスという仕組みもここから広がってきたといってもいいでしょう。

貧困のない社会を創る

というのはユヌス氏の志であり、それは母国への想いでもあると思う。

困難な状況を見たときにどのような行動するかは人それぞれでしょうけど、

ユヌス氏の場合は客観的に見るだけでも良かった、本来が学者だから。

しかし、実際の行動に出た。

ここが凄いところだと思う。未知の領域でありまだ誰もやっていない

この事業を進めていき、困難もありながらも成功を収めた。

ユヌス氏自身は、成功者としても、そして社会を良くしたということでも

バングラディッシュでは英雄です。

しかし、清貧を尊び、2DKの狭いアパートに家族と共につつましく

生活している。

これもユヌス氏の凄いところだと思う。

ユヌス氏の創ったグラミン銀行やソーシャルファイナンスといわれる仕組み

だが、バングラディッシュという世界的にも低いGDPそして貧困層が多く

存在し、そしてユヌス氏のような志をもった方がいたということも

この仕組みが成功した内容の一端になっているだろうと思います。

ユヌス氏は日本にも定期的に来ており、講演もしているが

最も大事なことは

「勇気だ」

と語っています。そしてその勇気を何処に誰の為に使うか?

「勇気は困難を突破する」

勇気とはそのために存在するとも言っています。

勇気を何のために使うか?志を立てそして突き詰めることで

きっと見えてくるでしょう。

 

 

 

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