挫折を味わって良かったと思った
こんにちは、挫折って人に大切かって思うんです。
久々に思い出す機会があってブログを書いています。
挫折って好んで味わいたくないですよね。
皆さんはどうでしょうか?僕は挫折感味わったことは結構ある。
小学生の頃からそれこそ最近まで、挫折は沢山あったと思うんですね。
その中で逃げたりしたこともある。友達の挫折にも多く出会った、今では笑い話みたいなこともあるけど。
先日の話でウチの子供がある音楽コンクールに応募したが落選して落ち込んでた。
私とは違い、音楽は子供の頃からやっていたので、まさか自分が落ちるなんて、、、と落ち込んでいた。
僕は、自分の経験も踏まえ、きっといい経験になるだろうなって思ったんですね。
高校時代、空手をやっていた私は、ちょっと早いと言われながらも昇段審査を仲間と一緒に受けたんです。
空手をはじめたばかりにも市大会で入賞したり、少し自信もあったんですね。何せ、大人の中に混じってやっても勝ってしまったりして
仲間たちよりいい成績だったんですね。
結果、昇段審査を受けて、仲間は受かり私は落ちたんです。
最初はなんで?って思った。仲間も「おかしいよな~」って言ってくれたりした。でも師範は違った。
「これがお前の今の力だ。腑に落ちないかも知れないが良く考えてみろ」
最初は考えるもの嫌で部活も行かなくなり、なんでだろう?て考えてみるようになった。
よく考えれば、基本練習とか(最初にやる練習)にはなるべく参加しないようにして、自分が好きな稽古には出てた。それでも出来る自信もあったんですね。
部活の仲間達はどうかといえば、基本練習はしっかりやっているし僕みたいにサボったりしない。
大会の成績は上位であっても、やはり基本がしっかり出来ているかどうかって言うことがいかに大事か?って思ったんですね。
師範にそのことをいうと
「基本が出来ているということがすべての根本だ。しかしそれだけでない。お前がサボっているあいだにみんなどれだけ努力してたか」
確かに稽古を見ていると、今までより動きもいいし強くなっているな~って。これは、追い抜かれているかも、、、正直思ったんです。
そこから、慢心している自分にやっと気付き、高校の授業はともかく部活は頑張ろうってやったんですね。
今ではいい思い出になっています。
徳川家康の有名な絵です。武田信玄に戦で破れ命からがら城へも戻ってきてすぐ書かせたという。
今の自分がどんな顔をしているか?生涯二度とこのようなことにならない様に自分を戒めるためだそうです。
家康はこんなことを言っています。
「勝つことばかり知りて負けることを知らざれば害その身にいたる
挫折は人を大きくする肥料でもある」
更にサッカー好きでは知らない人のいないレジェンド
ヨハン・クライフ
「才能ある若手にこそ、
挫折を経験させなければならない。
挫折はその選手を成長させる、
最大の良薬だからである」
名プレーヤーだけでなく監督としても素晴らしい業績を残したクライフ
歴史の偉人も挫折の大事さを言っていますね。
私は挫折って人も強くなるし、優しくもなれる、そして考えるようになる。
そんな沢山味わいたいとは思わないけど人生の味わいとして振り返ればよかったなと。
子供の挫折からふとそんなことを思いました。
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