本で伝えられること 織田信長 信長公記


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戦国の革命児 織田信長 発想と行動が群を抜いていた

織田信長は日本でも人気の戦国武将ですが、私も好きな武将・・というより凄い武将と思う一人です。

織田信長で有名なことは数しれず・・ですが、僕は桶狭間の戦いが一番凄さを感じる戦いです。

様々な戦いの中で、この勝負のかけ方は最初で最後ではないか?

しかし、人智を使い尽くし、後は天命ということもこの戦いでは見受けられます。

それだけ命懸けの戦はこの戦以降はほとんど出てこない。

人智を尽経営者としてリーダーは、日々の仕事の中で様々な決断をする機会が多いと思います。

時には社運をかけた決断をすることもあるでしょう。

歴史上の人物からは学ぶべき点が実に多く存在します。

今回は織田信長にスポットを当てて、皆さんの今後の仕事に役立て

頂けるポイントを書いてみたいと思います。

織田信長。ご存知戦国時代の英雄ですが、幾つもの試練を乗り超えて天下統一に向かいました。最初の大きな試練は桶狭間の戦いです。
信長の名前が天下の表舞台に出た有名な戦いです。

2万5千以上の大軍で率いて攻め入ってきた駿河の今川義元に対し、織田信長は2千の兵で打ち破った戦いです。当時の状況でいえば
負けて当たり前。降伏するか、籠城していい条件で講和すれば上出来という雰囲気であり(戦力が10倍違うから当然と言えば当然の雰囲気)
劣勢の前に、城内の兵が籠城かいっそのこと突撃するか、意見がまとまらない中、織田信長のとった行動は驚くべきものでした

織田信長は家臣たちを「今川義元を討つことだけ」に集中させた。

 

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巨大な勢力を誇っていた今川軍は、京都に上洛するために、駿河から西に侵攻し、

信長がいる清州城近くの丸根砦、鷲津砦に攻撃を開始しました。

将兵が混乱する中、今川軍の攻撃の知らせを聞いた信長は、飛び起きて「敦盛」を舞い、具足を整え、わずかな兵を引き連れて清州城を飛び
出したのです。信長が城を飛び出す姿を見た兵は、「殿を討ち死にさせるわけにはいかない」と、信長のあとを追い、出陣して行きました。
その後、信長は熱田神宮にて戦勝祈願を行います。この頃には集結した兵は2千名になっていました。
戦力が分散し手薄となっていた今川の本陣に向けて攻撃を開始し、今川義元を討ち取ります。戦いが始まる時の信長の軍勢2千対今川軍は
5千劣勢の状況は変わりませんが、戦いが始まる直前、信長は家臣たちにこう告げていました。戦利品を奪ってはならない。殺した相手の首を
とる必要はない。目的は全軍勝利あるのみ。勝てばこの場にいる者は、全員末代まで尾張の国の英雄として語り継がれるぞ! このようなことを

将兵に告知し、如何に敵将の首をとることに専心させていくか?

徹底させたかったかが伺い知れます。

当時の戦は、討ち取った相手の首をとることが、勲章でしたが、それをするなというお達しです。

相手が持っていた刀などを奪う「分捕り」も禁止させる。

将兵にとってはいずれも勲章・小遣い稼ぎなどの実利を削られたわけです。

もっとも敵将の首をとることだけを考えている信長には、これらの行為は認めるわけにはいかない状況もありました。首を持ったままでは相手

と戦う事は不利になりますし、分捕りで時間をかけることも不利になります。敵の勢力が分散したとはいえ倍の相手と戦うには、そのような事

は許しませんでした。まして分散しているとはいえ、近隣に敵が居て、もし急をしり分散した勢力が又集結したら今度こそ勝ち目はほぼ無くなり

ます。 勝つなら短期決戦しかない!信長の胸中は義元の首を早々にとり、すぐ戻る。これしかなかったのではないでしょうか?

義元の後継者も決して勇将では無く、その後はしばらく、東の脅威も薄らぐであろう。と考えていたと思います。

事実、家康と同盟してからは西へ西へ勢力を拡大していきます。

信長歳27歳。
歴史の表舞台に登場した戦いでもあります。目標を明確にし、個人の利益よりも全体の勝利を目指し、いままでの慣例などを破っても、
達成すべき目標を明確にし、指示し、一つの目標に向かって進んでいく。困難な状況に直面した時こそ、短期的な憶測ではなく、組織としての
考えやミッションなど見つめなおし一点突破で目標を遂行することのみに専心する。桶狭間の戦いからは、短期決戦だけでなく、中長期的な
視野に立ってこそ窮地を脱しその後に生かすという事が解ります。

いかがでしたでしょうか? 現在社会を取り巻く状況、長引く経済不況…。こんな時、発想の天才信長ならどうするか?
自社をどこに連れていくのだろうか?そのような感を持った桶狭間の戦いの織田信長でした。

このような信長の戦いの仕方も信長公記という記録書がありそこからたどることができます。

本で伝えるというのは、今だけでなく後世に伝える、そんな意味があり我々に今尚教えてくれます。

本の役割は大きいですね。

 

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