メルケル首相来日
今日7年ぶりにドイツのメルケル首相が来日されましたね。
NHKニュースでは、「停滞していた日本との関係を重視する姿勢を示すとともに、ウクライナ情勢への対応などを巡って、立場が近い日本との連携を図るものとみられます。」
来日が3月11日の2日前ということで、エネルギー政策の転換というのが大きなポイントであることは間違いないでしょうね。
戦後70年談話についても触れられるのでしょうか?
来日前に、福島県出身の井上茂義博士とエネルギー政策転換について対話しています。
エネルギー政策先進国として、成功例も失敗例も含めて提言してもらいたいものです。
個人的には、インダストリー4.0についても是非触れてもらいたい。
インダストリー4.0といえば「自動化された工場が業種を越えてネットワーク化していくことを目標にする」というもので、日本でも推進するべきものだと思います。
簡単に言えば、センサーや人工知能を駆使し、機械の異常やパフォーマンス低下などを感知して、システムが自動的に修理するといったもの。
ドイツがなぜインダストリー4.0に取り組んでいるのか?
BBT総合研究所の画像があります。
技術を持った中小規模の工場が多く、人手不足が叫ばれる日本において、この第4次産業革命へのシフトは避けられないのでは?
よくICT化を進めると人間の仕事が無くなってしまうと言われますが、人間はまったく別の能力があるわけで、決して仕事は無くならないと思うんですね。
今後人工知能がどこまで発達していくかはわかりませんが、人間の持つ発想や閃きというのは、そう簡単に開発できないのではないかと思います。新たな技術やサービスを発想し、企画して形にしていくことが、これからの人間の仕事の主流になるでしょうね。
さてさて、メルケル首相らが滞在するこの2日間で、どんな会談がされ何を残してくれるのか?
楽しみに見てましょ。
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