意識の二極化が進む
「意識高い系」って言葉、聞いたことありますか?
僕は最近になって触れる機会が多くなってきました。どういう意味か?
正直よくわからないのですが、どうもボランティアや社会貢献活動に参加する学生たちのことを、そのように言うみたいですね。それもあまりいい意味ではなく、、、
そのおかげで、ボランティアや社会貢献、国際協力に参加したいと思う人たちは、友達には言わずこっそり一人でやってくるという現象が起こっているとか。「もったいないなぁ」と思っていたら、僕のところにもそんな学生さんから問い合わせがありました。
「エシカルや国際協力に興味があるけど友達は誘えない。疎外されてしまいそうで、、、」
本当にあるんだ!?ってびっくりしました。
以前伺ったことのある、NPO法人キッズドアの渡辺由美子理事長も同様のことで憂いていらっしゃいます。
「意識高い系」で失ったもの ボランティア・政治参加、阻む無力感(ウィズニュースより)
そもそも「意識」ってなんだろ?「志」とか「想い」に近いのでしょうかね?「高い」というのは「熱い」とイコールなのかな?いつの頃からか冷めてるのがカッコよくて、頑張り過ぎてないのがクール、みたいな風潮ありますね。「就活のためにやってるの?」なんて言われるとか、、、
まあ、そう思う人はそれでいいんだけど、そんな人たちが自分と違う想いの人を揶揄したりしちゃいかんですよね。なんなら「意識高っ!」って名前のコミュニティサイトでも作っちゃおうかと思ったりして(笑)
さすがは違いを認められない国だなぁと思いました。自分以外は自分と違うということを認めて、その人の考えや行動を尊重しないと、ギスギスしちゃうでしょ〜。僕は意識の高い学生さんや若者との関わりが多いので、あんまり意識低い人知らないんだけど、いろんな熱い想いを持った人の方が話していて面白いと思いますね。心底「すごいなこの人」って思うこといっぱいあります。
「みんなが認め合い、高い意識を持って」っていうのは多分無理でしょうから、今後ますます「意識の二極化」が進むんだろうな。僕はこれからも高めの人たちからたくさんの刺激をもらいたいので、意識高い人大募集!!