動くから面白いんだよね、電子書籍は


小学生の頃の卒業文集とか卒業アルバムってみなさん持っているのでしょうか?

僕は…行方不明です。中学生時代のものも、高校時代のものも行方不明です(笑)

過去に囚われない生き方、と言えば聞こえはいいですが、物持ち悪いだけです…。

 

文集ってその時の夢や目標を書きますよね?アルバムは思い出をまとめたもの。それが一緒になっていたらいいなと思っていたのですが、どうやら電子書籍によって実現されちゃいますね。

「電子書籍で北海道を元気に!」これがミライの書籍だ!(PR TIMES)

北海道ハイテクノロジー専門学校のITメディア学科e-Book専攻の卒業生が、制作した電子書籍です。

この電子書籍は無料でダウンロードできます。

Jumper(電子書籍の本屋さんDopub)

この本、電子書籍ですから、画像や文字が動きます。そう、この「動き」が電子書籍の特長ですよね。

 

スクリーンショット 2016-05-02 11.37.11
ダウンロードした書籍データの表紙スクリーンショットです

 

表紙を開いた途端、スキージャンパーがページを破って飛び出してきます(笑)すごい。

前述の卒業文集であれば、文字と画像と自分や友人の声や動画が入っていたら楽しいと思うんだなぁ。だから電子書籍は面白い。そこが電子書籍のウリであり、紙と電子どっちがいいとかじゃないんですよね。

 

北海道恵庭市では「電子書籍で地域を元気にしよう!」「恵庭市を電子書籍制作の本拠地にしよう」という構想を打ち立てているそうで、この電子書籍を製作した学生さんたちも含めて、ITメディア学科のみなさんは「人と人、人と地域、人と未来」をつなげたいという志を持って取り組んでいるそうです。

いいですね、その志。

 

世界進出を目指して拡大するのも大事ですが、やはりまずは身近な人たち、地域を良くしようという気持ちが大切だと思いますね。特に国内の地方と呼ばれる地域は、主たる産業もなく、過疎化が進み、衰退を余儀なくされるところが多いですから。新しいテクノロジーやアイデアで活性化させることは、今後ますます重要になっていくと思います。

既存の文化や慣習、素材や資源を元に、新たな技術と融合させて新しい何かを生み出す。これからの新しい「コト」はそうやって誕生させるしかないでしょうね。

電子書籍が持つ役割というのは、そのコトをカタチにするひとつのツールであり、様々なツールとアイデアと組み合わせることで、力を発揮すると思います。最終的には何のために、誰のためにそのプロジェクトを行うかでしょうね。

 

僕たちの作る電子書籍は、世界の課題を解決するためのものでありたい。そのためにまずは、身近なところから少しずつ変化のきっかけを作っていきたいと思います。

最初は、僕の卒業した小学校の卒業文集+アルバムを、電子書籍にするところから提案しようかな。それでもってデータは学校のクラウドに保存しておくとか。そうしたら、僕のように紙を失くしちゃう子も安心かも?

 

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