本気で社会為にこの人の為に役立とう


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中村天風 哲学者という域では語れない方

中村天風の言葉で

「宇宙の真理では

事業では本気で社会為にこの人の為に役立とうとして、考え、実行したときに途轍もない力が働き

成功するのだ。

何故かといえば社会でも人であってもその本質は絶対的な存在だ。それに役立とうしているんでから

成功以外ない」

「そして成功は、撒く種と意識で決まる。結局、意識の持ちようで決まるんだ。

それと言葉には気をつけることだ」

僕は中村天風さんの本は好きで何冊か持っていますが、真理をついた言葉にはとても共感できる

ものがあります。

戦前はスパイとして働き、途中で肺結核を患い、国内で治らずアメリカへ行って治療しようとしたが

それでも治らず失意の内に帰りの途中にインドの聖者カリアッパ師に出会い、そのままインドへ行き

ヨガの修行を経て真理を学び、修行している最中に結核も治ってしまった。

帰国後は銀行の創設や事業も行ったが、後年真理をとく「天風会」をつくり弟子には、松下幸之助や川上哲治など

各界の一流の方々も入門するようになった。

沢山の著書がある中でも中村天風を解説したものではなく、天風自身が語った言葉の本が大事だと思っています。

日本には現在でも真理を説く方もいますし、それは宗教とかでなくてね。

どこの世界でも社会でも受け入れられるものが真理という事なんだと思う。

そして歴史の中での聖者と言われている方は言い方は違っても結構近いことを言っていることが

多いと思うしどの社会でも通じることではないかと思います。

例えば、イエスや釈迦が語ったとされる言葉も素晴らしいことが沢山あります。

それも良いと思うけど、それよりももっと近い時代の聖者の方の話は、より社会的にも

近くて結構わかりやすいかと思う。

(イエスや釈迦がとても難しいというわけではないですよ)

中村天風さんはそういう意味でももちろん昔といえば昔ですが、比較的近い方なので

時事も含めた話もありとても入りやすいものかと思います。

物質や金融資本主義が行き過ぎて段々心の時代へ移行していく中、生き方やあり方を

見つめなおす方も多くなってくるのではないかと思う。

自分に合った真理を見つけておくのもこれから良いかもしれないですね。

冒頭に紹介した言葉

「宇宙の真理では

事業では本気で社会為にこの人の為に役立とうとして、考え、実行したときに途轍もない力が働き

成功するのだ。

何故かといえば社会でも人であってもその本質は絶対的な存在だ。それに役立とうしているんでから

成功以外ない」

これは自分ではなく「ある人の為、ある社会の為」という利己ではなく利他の精神で事業を進めている

だから成功しかない。ともいえるかと思いますし

「そして成功は、撒く種と意識で決まる。結局、意識の持ちようで決まるんだ。

それと言葉には気をつけることだ」

実現の為の実務、そしてどこまでこの事業を推進するか?という意識で決まるというのは

とても納得がいく。

例えば世界でも指折りの大きな会社になったグーグル。

検索エンジンでアメリカで成功した次の年には、もう日本や海外へ展開を始めている。

これは、最初から「世界」を意識して実務でも意識でも動いていたからではないかと

思う。考えてなければそんなにスピーディーに進出も出来ないし、検索に当たって言葉の

問題もあったと思うが、それも考えて準備していたのだと思う。

撒く種と意識で決まる。これも意味を捉えて進めていきたいですね。

 

 

 

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