鏡開きって面白いですね


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明治神宮で唯一の神殿奉納のお酒を創っている亀田酒造さん

鏡開きって御餅とお酒がありますが、ここでおススメしたいのはお酒の方です。

鏡開きって一人でも出来ますが、やはり何人かで一斉にやることが多い。

僕自身も何度か体験させていたことがありますが、とても楽しいです!

お祝い事とか、節目にやることが多いですよね。

この鏡開きは日本独特の文化でもあります。

日本の良さを国内外に知ってもらいたい、そう思っても、何か難しそうな

こともよいですが、楽しめながらできることってないだろうか?

そんなことを考えていたら鏡開きって面白い!って思ったんですね。

鏡開きに使われる樽は「円」の形をしています。

日本の三種の神器でもこの鏡は出てきます。その形も「円」ですね。

鏡の意味

「かがみ」から「が(我)」を抜くと「かみ」になります。

「かがみ」に映し出された全てが「かみ」を現しているとも言いますし

「かみ」+「が」で自分を含めたすべてが「かみ」であるとも言います。

いづれこの神道の考えは全てに神が宿る、そして全てが神であるという

汎神論であり八百万の思想を表現しているともいえます。

 

鏡開きをする方(木槌をもって蓋を叩く方)も「ゴエン」があって

その場にいるわけですよね?

その方々が一緒に(これが大事!)蓋を叩き鏡開きとなるわけです。

鏡開きでは、この蓋、そして樽に入っているお酒を指して「鏡」と

表現しています。

一人でやるのではなく、ご縁ある方々全員である意味「新しい世界」を開く

という、そこには、「協調、共和性」というのが見えます。

そして、割る蓋は今までの「かがみ」そこから見える樽に入っているお酒が

新しい「かがみ」ということで、

この新しい「かがみ」を皆で一緒に飲むわけです。

とても日本的な楽しく意味のある鏡開きは儀式のような硬さもなくて

分かりやすいのではないかと考えています

(日本文化の紹介としてですが)

お酒そのものも、百薬の長といわれる位適度に飲むことは体にもいいといわれて

います。

もう一つは樽に使われる「木」の利活用です。

酒樽に使われる「木」はそのほとんどが「国産木材」なんですね。

今、日本の森林環境はとても荒廃しているのは現状で、木を伐採し有効活用し

そして植樹をすることで山自体も良くなる。

特に杉はとても大きな問題でその樹齢が60年、70年のものもあり

伐採のタイミングを逸しているかも知れないくらいですね。

これは、木がCO2の削減に役立っているわけですが、木にも年齢もあり

あまり高齢化を進むとCO2を吸収自体しなくなります。

なので、伐採し、活用するそして新しい植樹をする。

このサイクルは住宅を建築したりリフォームをしたりということが

とても大きいのですが、それ以外にもこのような木の製品(今回の場合は樽)

を活用することで、鏡開きは

やって楽しい

飲んで美味しい

その意味もとてもあり

そして樽の木を使って森林保護にも繋がる。

とても素晴らしい文化です。

国内もそうですが、国外への広げていきます。

とても楽しみですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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