恩送り


syoujiko_hinode

富士山がきれいな季節ですね

この時期の富士山は空気も乾燥しててとてもきれいに観ることができます。

僕の会社は千葉にあるけど、屋上からの眺めは朝でも夕方でもとても美しい

観ているだけでも幸せな気分にさせてくれる富士山は素晴らしいですね。

恩送り

恩返しって言葉は耳にするけど恩送りっていうことはあまり耳にする機会が

多くないかもしれませんね。

簡単にいうと恩送りっていうのは、

「誰から、何処かから受けた恩をその人に返すのではなく、別の方に贈ること」

お互い様、相互精神ともいえます。

もちろん恩返しも素晴らしいことです。

で、この恩送りってことですけど、僕の場合は凄く実感したことがいくつもあるんです。

僕の場合ですから皆さんには該当しないかも知れませんけどね。

例えば今、スタートしたばかりの地酒プロジェクトというのがある。

僕の実家は元々は酒屋さんだったんですね、酒屋と農業の兼業です。

酒屋といってもそんなに大きい酒屋ではなくこじんまりした酒屋だったんですね。

中学、高校、学生時代と通じて将来自分が酒屋の跡取りでそこでシゴトをするなんて

考えられなかった、その当時はそこに希望なんか見出せなかった。

俺はもっとできる!って思っていて当然、酒屋を継がなかったわけです。

住宅メーカーで働きそこでは今に至る独立のきっかけを与えてくれた会社でも

あります。独立も住宅情報を伝えるサイト運営や建築会社のコンサルなども行っていった。

(今も続けていますが)

そうこうしているうちに、酒屋が区画整理で移動の話が出てきて、移動するなら

立て直して創るしかないけど、跡取りであるの僕も畑違いのシゴトをしている。

そんな結論も出ないままに、親が亡くなり、祖父母もなくなった。

そしてウチの酒屋は元々はお子さんがいない女性店主が(といっても相当昔)

うちのご先祖さんを見込んでお店を譲渡したのがきっかけだったという。

親が亡くなり、祖父母も亡くなり、そしてなによりも自分を支えてくれていたのは

酒屋だったんだ。それをないがしろにしているという、気持ちにもなった。

自分を支えてくれていた親、祖父母、そして先祖やきっかけをくれた方への気持ちが

徐々にでてきた。

そんなときに、とてもユニークなお酒に出会った。そしてそれを紹介してくれたのは

僕の幼稚園時代から親友のお父さんだった。

僕に、

「こういうのをやるといいよ。想いがあり、楽しさもある。

そして何よりご先祖さんたちが一杯応援してくれるよ」

幼稚園時代から知っている僕の親友のお父さんの言葉

ガツーン

と衝撃を受けた。

それから、すぐそのお酒を創っている方の紹介をしてもらった。

(これは現在も進行中)

とても面白い内容だった。

もし僕がこれを進めていって先祖にも社会にも喜んでもらえることが

できたらどんなにいいだろうって。

そこからお酒を扱ってみよう!という気持ちが湧いてきた。

調べると面白くて、そしてやりがいもありそうだ。

元々は酒屋でお店を開いて色々なお酒を扱っていたが、それは何処でもできること。

僕に出来ること、そしてお酒を通じてどんなことが社会に提供できるか?

いわゆる、

ミッション、ビジョン、ストラテジーの探求が始まった。

お酒が提供できるものは何か?

それによって何を生み出すか?

そんなことを考えると、沢山の道筋が見えてきた。

それが地元である千葉のお酒を扱うこと。

日本の文化でもある鏡開きを拡げると当時に日本文化を知ってもらうこと。

そして、きっかけを与えてくれたユニークなお酒の販売

この3つを当面の大きな柱として志事をやっていこう!

もちろん僕一人では到底できないけど一緒にやってくれる同志もいる。

ほとんどまだ何もない状況でも、取引をしたい、そして事業に共感してくれる人も

でてきた。

もう既にこの世にはいないから恩返しではなくて

恩送りしかない。

恩送りをしたい先はまだ他にもある。

結果はまだまだ先に分かることだが、恩送りをして良い事はあっても

悪いことは何もない。

どれだけの恩送りが出来るか、真摯に進んでいこうと思う。

 

 

 

 

 

 

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