スマホが脳を「破壊」する?
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最終更新日:2026/06/06
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スマホが脳を「破壊」する?
仙台市7万人の調査が明かした学力低下の恐ろしい真実
今や社会インフラにになったスマホ、SNS.
「便利だから」「みんな持っているから」。
そんな理由で、私たちは子供たちに当たり前のように
スマートフォンを渡しています。
しかし、その裏側で子供たちの脳に何が起きているのか。
今回は、東北大学の川島隆太教授らが行った、
仙台市の児童生徒約7万人を対象とした
7年間にわたる追跡調査の結果をもとに、
「スマホと学力低下の驚愕の関係」について。
これは単なる「勉強不足」の問題ではなく、脳の仕組みそのものに関わる危機的な事実です。
1. 衝撃のエビデンス:
勉強してもスマホで「記憶」が消える
仙台市の調査で最も衝撃的だったのは、
「どれだけ自宅で勉強しても、スマホを長時間使うと学習効果が消えてしまう」
というデータです。
通常、勉強を頑張ればテストの成績は上がります。
しかし、1日3時間以上スマホを利用する子供たちは、
たとえ自宅で2時間以上勉強していても、
「自宅でほとんど勉強せず、スマホも持っていない子」よりも成績が低い
という結果が出たのです。
これは、スマホの使用が単に「勉強時間を奪っている」
だけではないことを意味します。
この著書でも、読書習慣をもつ方は多い。
脳科学の視点から見れば、スマホから流れてくる膨大な情報の濁流が、
脳が学習した内容を定着させるプロセスを阻害し、
せっかくの記憶を「消去」しているような状態に陥っているのです。
2. 脳が「フリーズ」する?マルチタスクの罠
なぜスマホを使うと学力が下がるのか。
その原因の一つに、脳の「前頭前野」の機能低下があります。
スマホでSNSを見たり、動画を次々とザッピングしたりする行為は、
脳にとって過剰なマルチタスクです。
この状態が続くと、脳は深い思考を停止し、
情報を処理しきれずにフリーズしてしまいます。
天風哲学でも「心を尊く、強く、正しく保つ」ことが説かれますが、
スマホによる情報の依存は、
心を常に「散漫」な状態に置き、
精神の柱である「信念」や「集中力」を根底から削り取ってしまうのです。
3. 「読書」が脳を創り、「スマホ」が脳を削る
スマホの悪影響が語られる一方で、
脳にとって最高のサプリメントとなるのが「読書」です。
ここにも明確なエビデンスがあります。
同じ調査において、読書習慣がある子供たちは、
たとえ勉強時間が短くても学力が高い傾向にあることが分かっています。
なぜ、動画(スマホ)と読書でこれほどの差が出るのでしょうか。
-
想像力のスイッチ: 読書は、文字から情景を「能動的」に想像しなければなりません。
-
この時、脳の前頭前野は激しく活性化し、神経回路が強化されます。
-
脳の同調現象: 最近の研究では、読書をしている時の脳の状態は、
-
深い思索や他者への共感能力を高めることが分かっています。
-
対して、スマホの受動的な動画視聴では、
-
脳の活動は「ぼーっと」している時と大差ないレベルまで低下してしまうのです。
出口王仁三郎が説いた「人間の本質は神の分霊(わけみたま)である」
という言葉を借りれば、読書は自らの内なる創造性を引き出す行為であり、
スマホの過剰利用はその創造性を麻痺させる行為と言えるかもしれません。
4. 睡眠という「脳のメンテナンス」の欠如
もう一つの見逃せない要因が「睡眠」です。
スマホの長時間利用は、ブルーライトによって睡眠の質を著しく下げます。
脳は寝ている間に記憶を整理し、定着させますが、
スマホによって睡眠が妨げられると、昨日の学びが「保存」されません。
「勉強したはずなのに覚えていない」
その原因は、寝る直前まで握っていたスマホにある可能性が極めて高いのです。
5. まとめ:子供たちの「ミロクの世」を守るために
今回の調査結果は、私たち大人にとっても他人事ではありません。
私たちは、便利さと引き換えに、次世代を担う子供たちの「思考する力」
や「深く感じる心」を失わせてはいないでしょうか。
-
スマホは「道具」であり「主」ではない。
-
「当然」明日が来ると信じて休む、
-
脳が健やかに育つ環境を「当然」のものとして整える。
「ミロクの世」とは、人々が高い意識を持ち、共創する社会です。
その土台となるのは、健全に機能する心と体(脳)です。
まずは、家庭の中で「スマホを持たない時間」を意識的に作り
、一冊の本を手に取ってみる。
そんな小さくても確かな一歩が、子供たちの、
そして私たちの未来の知性を守る鍵になるはずです。
スマホという便利な文明の利器に振り回されるのではなく、
それを使いこなし、豊かな魂を育む。今こそ、その「心のあり方」を家族で話し合ってみませんか。
参照:川島隆太著『スマホはどこまで脳を壊すか』、仙台市「標準学力検査」および「生活アンケート」追跡調査より
石川博信
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