ありたい姿に根拠はいらない
公開日:
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最終更新日:2024/10/01
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教育界では知らない方はいないでしょう、森信三先生。
昭和時代の偉人の一人です。
ビジョンには、「根拠は要らない。成りたい姿を描く」
という重要な考え方があります。
これは、未来の目標を明確にすることで、
どのように行動すべきかを決める基盤となります。
その前提として、どう役に立つか、
お役立ちの姿をしっかりと明確にすることが大切です。
社会に対して「ここまで広げたい」
という想いを持つことで、
ビジョンがより具体的で力強いものになります。
ビジョンというのは、
まさに「本気で登りたい山」を決めることに他なりません。
この山を設定すれば、準備やルート、
日程が自ずと決まっていくのです。
重要なのは、
できるかできないかの根拠から考えるのではなく、
「成りたい」「ありたい」といったゴールから出発することです。
例えば、12歳のときのイチロー選手の
夢作文を思い出してみましょう。
彼は「ぼくの夢は、一流のプロ野球選手になることです」と書いています。
彼は中学や高校でも活躍し、
高校卒業後にプロに入団することを決意していました。
そして、彼の夢は中日ドラゴンズか西武ライオンズに入ることです。
試合に出られるようになったら、
お世話になった人に招待券を配って応援して
もらうことも夢の一つだと語っています。
このように、彼の「プロ野球選手になりたい」
という強い想いが溢れています。
イチロー選手には確かに才能があったでしょう。
しかし、「成りたい」という強い想いがなければ、
その才能も開花しなかったかもしれません。
想いは熱意を生み出し、熱意は人を動かします。
ビジョンを描くことは、成功への第一歩です。
具体的な目標を持つことで、
モチベーションが高まり、
日々の行動に明確な方向性が生まれます。
また、ビジョンを持つことで、
周囲の人々もその熱意に引き込まれ、
共に目標に向かって進む仲間を作りやすくなります。
さらに、ビジョンを実現するためには、
具体的な戦略や行動計画を立てることが不可欠です。
たとえば、スキルを磨くためのトレーニングや、
ネットワークを広げるための人脈作り、
さらには自己啓発のための勉強など、
日々の努力が必要です。
最終的には、ビジョンを持ち続けることで、
困難に直面したときにも諦めずに前に
進む力を得ることができます。
自分の夢を実現するために、
まずは「成りたい姿」を描き、
その実現に向けて今日から一歩を踏み出してみましょう。
あなたの熱意が、未来を切り開く原動力となるのです。

石川博信

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