水野南北の食は運命を左右する 人は食べ物と言葉で出来ている

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水野南北 食は運命を左右する

江戸時代にこんな研究家がいるとは驚きでした。

波乱万丈の人生の中でつかんだものは、食で人は変わる。人格まで変わる。

そのようなことを掴み、本にして出した。

江戸時代でもこの本はとても人気があり(いまでいうベストセラー)のように

売れて水野南北は時の人となった。そんな水野南北の本です。

『食は命なり』 水野南北(江戸中期の観相学の大家:1760~1834)

水野南北は『食は命なり』 という名言を残しています。

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人は食べ物と言葉によって出来ている。

万物の霊長たる人間は、その魂は宇宙を創り、全てを生成発展させている

宇宙霊というか、偉大なる力というか、その一切の力を与えられている。

そこには、意図があり、万物の霊長たるを知り、その意図に沿った生き方を

していくことで絶対的な幸福も成功も長寿も得られるのである。

中村天風の言葉

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さらに、思考について。

食べ物はどれをとっても生命であり、それを頂くことでまた人間の生命も成り立っている。

つまり命は循環しているわけだが、ここを感謝していただくことは宇宙の原理からいっても極めて

大切なことである。

言葉は思考の表現であり、言葉無くして思考することはできない。

言葉を注意して良い言葉を選べば、そうなるし、悪い言葉を使えばそうなる。

言葉というものは人間しか使わない。

それが万物の霊長たる人間に与えられている力なのである。

それを知らずに生きていることは、人類にとって大変な損失であると

思うのであります。

つまり、肉体は食べ物がつくり、精神は言葉が造っている。

良く周りを見なさい。

体調がよく崩れる人、病気がちな人は、まず感謝が足りない。

そういいきってしまって間違いないのである。

そして言葉でも悪いことばを使っていると運も、人相も、顔色もさらに

体調まで悪くなるのである。

それは、宇宙の原理に沿っていない生き方であるからです。

良い言葉を使い、感謝をし、そして食べ物も感謝しながら食べることだけでも

運命は劇的に開けていくのであります。

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「飲食により、人間の運命が変わる」という意味です。

「食は命なり!人の命運は総て食にあり」南北は喝破した。

両親を早く失い、子供の頃より盗み酒を覚え、長ずるに

酒と博打と喧嘩に明け暮れ、18歳の時酒代欲しさに

押し込み強盗をしでかし、とうとう牢屋に入れられました。

入牢している罪人たちの顔と、娑婆に過ごす一般人の顔とでは、

その特徴に著しい相違がありました。 この時点から南北は

観相学に興味を持つようになります。

出牢後、大道易者に死相が出ていると告げられ、その災いから

逃れるため禅寺へ行き、出家を願い出ます。

住職に「1年間米飯を口にせず、麦と大豆のみで過せたら入門を許す」

と言われ、南北は生命の危機の恐怖から好きな酒もぷっつりと絶ち

麦と豆を常食にし、川仲仕をして暮らします。

1年後、易者と再会し何か大きな功徳を積まなかったか?

と聞かれ食事を麦と豆だけにしたことを言うと、

「食を節することは 天地に陰徳を積むことであり、それにより

知らず知らずに 天録が書き換えられ相まで変わったのだ」

と教えられました。

これが契機となり観相学に興味を持ち、その道を志します。

まず3年間、散髪屋の小僧になって頭の相を研究。

次の3年間、風呂屋の三助をして裸体を観察。

これで生きている人間は「よし、解った」と。

さらに3年間、火葬場の隠亡(おんぼう・・・死体を処理する人)

をして死者の骨相や死因がわかっている死体を観察。

これ以降も研究を積み重ね学究の徒と化していく。

神道や仏教から始まり、儒教、史書、易まで網羅する。

南北の名である南と北は火と水であり、陰陽すなわち「易」である。

水野南北が言うには運のいい人に共通している特色があるということです。

死体を切り開いて、運の悪い人は内臓とくに胃や腸の中の色やツヤ、

残存物が悪いことを発見したのです。

このことから彼は「運は食なり」という結論にたどりついたのです。

食べるものが偏っている人は運も悪いというのです。

さらに食事の量を見ると、その人の性格や運がわかるとさえ言っています。

食事量の少ない人は、たとえ人相が悪く見えても福相で長命型が多い。

人間の欲望の中でいちばん強いものは「食べる」という欲望です。

その「食べる」欲望をどのようにコントロールするかが、大切だという

ことを説明されていたようです。

美味大食を戒め「慎食延命法」を説くに至る。

以後、観相にあたっては必ず詳細にその人の食生活を聞いて、

占断を下し外れることがなかったという。

いかがでしょうか?

面白い研究をする方がいたものです。

ただ粗食や、腹八分目など昔から言われていることについては

理由もあり、イスラムのラマダンなどわざと食を抑える事も

きっと健康だけでなく運勢的なものもあったのかもしれません。

水野南北の食・観相は独自の考えですが、大変面白い内容なので

紹介させて頂きました。

本にして自分の研究を発表したりする良い機会でもあります。

水野南北もこの時代まで読まれるとはおもってなかったでしょう。

名書は時代を越えて人々に支持される良い事例ではないかと思います。

本にしてまとめることでまた、自分自身の考えもまとめられるということ

もあります。

あなたも自分の考え、経験、志を本にしてみませんか?

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石川博信

石川博信

2009年ジーレックスジャパン株式会社創業。 日本の文化や歴史好き。小学校時代は通信簿で「オール1」をとったものの、家族や仲間、そして本の力で何とか社会人まで登り詰める。住宅メーカー(東証一部上場企業)出身で工務店支援事業を皮切りに、電子書籍事業などメディア事業も手掛けている。
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