日本の凄い神様【天皇が献上品を捧げた一言主大神】
公開日:
:
最終更新日:2026/08/11
未分類
若き日の雄略天皇像
【天皇が献上品を捧げた神様】
天皇に献上するのではなく、天皇が献上する?
天皇が献上品を捧げた神様は
【一言主大神 ひとことぬしおおかみ】
雄略天皇が狩りにいかれた際に、
天皇と非常に身なりよく似た人、引き連れている御供も
そっくりな方々に出会います。(後で一言主大神とわかる)
天皇が名を聞くと、同じように言葉を返し、
矢を放つ用意をすると、同じように矢を用意する。
そこで、雄略天皇が、「互いに名乗りを上げよう」
というと、
「吾は悪事も一言、善事も一言、言い離つ神、葛城の一言主大神ぞ」古事記より。
良い言葉も、悪いことばも、現してしまう。
言霊の神様とも言えると思いますね。
日本では、ユニークな神様が多くいますが、
この一言主神も、なかなかユニークです。
古事記ではこのように書かれています。
また一ある時、天皇葛城山に登り幸いでます時に、
百宮つかさつかさの人ども、悉に紅き紐著けたる青摺の衣を給はりて服たり。
その時にその向ひの山の尾より(尾根づたいに)、山の上に登る人あり。
既に天皇の鹵簿に等しく、またその束装の状、また人衆も、相似て傾かず。
ここに天皇望けたまひて、問はしめたまはく、
「この倭の国に、吾を除きてまた王は無きを。今誰人かかくて行く」
と問はしめたまひしかば、すなはち答へまをせる状も、
天皇の命の如くなりき。
ここに天皇いたく忿りて、矢刺したまひ、百官の人どもも、
悉に矢刺しければ、ここにその人どももみな矢刺せり。
かれ天皇また問ひたまはく、
「その名を告らさね。ここに各名を告りて、矢弾たむ」
とのりたまふ。
ここに答へてのりたまはく、
「吾まづ問はえたれば、吾まづ名告りせむ。吾は悪事も一言、善事も一言、言離の神、葛城一言主の大神なり」とのりたまひき。
天皇ここに惶畏みて白したまはく、「恐し、我が大神、現しおみまさむとは、覚らざりき」と白して、
大御刀また弓矢を始めて、百官の人どもの服せる衣服を脱かしてめて、拝み献りき。
ここにその一言主の大神、手打ちてその奉物を受けたまひき。かれ天皇の還り幸でます時、その大神、山の末に満みて、長谷の山口に送りまつりき。
かれこの一言主の大神は、その時に顕れたまへるなり。
言霊の化身のような神様で、凄い神様ですね。
雄略天皇は大神を畏れ、家臣たちの武具、着ている装束に至るまで全てを献上しました。
日本書紀においては互いに獲物への射掛けを譲り合いながら、
並べて共に狩りに興じあとは、宮近くまで送った
伝えられています。
天皇陛下が畏れ、献上品を捧げる。
しかも
信長的とも言われる雄略天皇が行ったということは、
言霊のもつ凄い力も知っていたのでしょう。
そして言霊のチカラを日常で活かすことができれば
行ってみたいと思いませんか。
石川博信
最新記事 by 石川博信 (全て見る)
- 我々は無力ではなく微力 - 2026年9月8日
- 中村天風『成功の実現』 - 2026年9月1日
- YKK創業者・吉田忠雄の「循環経営」の凄さ - 2026年8月28日
セミナー・研修情報
*コロナ化の為一部個別相談としているセミナーも御座います。
●石川博信への執筆・講演・セミナーのご依頼はこちらから
●まだSNSで繋がっていない方はこちらから繋がれます
友達申請の際は一言「ブログを見ました」など頂けると嬉しいです。
よろしくお願いいたします。
関連記事
-
-
自分の墓標からストーリーを組み立ててみる
2017/01/06 |
日本最古の歴史書といわれる古事記 示唆に富むことも多い もう既に来年とかその先のスケジュールと...
-
-
新嘗祭と神嘗祭の違いについて
2025/03/05 |
新嘗祭と神嘗祭は、日本の伝統的な祭りの中でも特に重要な行事ですが、その違いについてはあまり知られ...
-
-
中村天風の言葉 信念は人生の羅針盤
2023/05/25 |
信念が自分を創っている 文字道理、信じきること、そして念じること。 信じきるときには、水...
-
-
日本の祭りの歴史:神嘗祭と新嘗祭の魅力
2025/05/18 |
日本の祭りは、 古くからの伝統と文化が息づく重要なイベントです。 日本の祭りは、「天の岩...






























