男時と女時
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        :
         最終更新日:2025/11/04        
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男時と女時
運気には「満ち潮」と「引き潮」がある
人生には、何をしてもスムーズに進む時期と、
どんなに努力しても空回りしてしまう時期があります。
古来より、この運気の流れを潮の満ち引きに例えた教えが存在します。
それが、勢いよく物事が進む時期を指す「男時(おどき)」と、
停滞や見直しが必要な時期を指す「女時(めどき)」です。
これは、性別に関係なく、誰にでも訪れる運気のバイオリズムのようなもの。
この大きな流れを理解し、自分の行動を合わせることが、
無駄な労力を避け、成果を最大化する鍵となります。
押し寄せる満ち潮「男時」の特徴と活用法
「男時」は、太陽の光がさんさんと降り注ぐ真昼や、
海が満潮に向かって力強く潮が満ちてくる状態に例えられます。
【男時の特徴】
⚡️ 勢いがある: 計画がスムーズに進行し、予想以上の成果が出やすい。
協力者が集まる: 人との縁が深まり、必要なサポートや情報が自然と舞い込んでくる。
決断が吉と出る: 思い切った行動や、大きな決断が成功しやすい。
努力が報われやすい: 同じ努力でも、普段より何倍も早く結果に結びつく。
【活用事例】
例えば、新しいビジネスを立ち上げようと考えている時、
プロジェクトの初期段階でスムーズに協力者が見つかり、
資金調達もトントン拍子に進む時期が「男時」です。
事例1:新規プロジェクト 新しい企画を複数の取引先に持ちかけた際、
次々と好感触を得て、わずか1ヶ月で主要パートナーとの契約が成立し、
半年後の目標売上を初動で達成できた。これは、企画の内容が良いのはもちろんのこと、
「男時」の勢いが後押しした結果と言えます。
この時期は「アクセル全開」で、躊躇なく一気に目標へ突き進むべき時なのです。
⏳ 引き潮のような停滞期「女時」の特徴と過ごし方
一方、「女時」は、月が欠けていく静かな夜や、
海が潮位を下げていく引き潮の状態に例えられます。この時期は、
外に向けて何かを推し進めようとしても、まるで砂を噛むように手応えがなく、
物事が後退したり、停滞したりしがちです。
【女時の特徴】
 停滞と遅延: 契約がなかなか成立しない、交渉が長引く、ミスが多発するなど、計画に遅れが出やすい。
♀️ 努力が空回り: 一生懸命頑張っても成果が見えにくく、疲労感だけが残る。
障害が発生しやすい: 予期せぬトラブルや、過去の問題が再燃しやすい。
【活用事例】
この「女時」に「男時」と同じように行動してしまうと、
無駄な努力で心身を消耗してしまいます。しかし、「女時」は決して悪い時期ではありません。
外への「発信」ではなく、内なる「充電」や「見直し」に最適な時期なのです。
事例2:キャリアの停滞 昇進試験に向けて猛勉強し、
スキルアップのための資格も取得したにもかかわらず、肝心の昇進が見送られたり、
転職活動が難航したりする。この時期は、
焦ってさらに無理な行動に出るのではなく、立ち止まることが重要です。
内省: 本当にやりたいことは何かに立ち返る。
準備: スキルや知識の「補強」「メンテナンス」に時間を費やす。
整理: 過去の失敗を分析し、人間関係や環境の「断捨離」を行う。
「女時」は、エネルギーを蓄え、土壌を耕し、
次の「男時」に備えるための大切な準備期間なのです。
一見、後退しているように見えても、内側では着実に根を張っている時期だと捉えましょう。
 運気の波を察知し、人生を最適化する
「男時」と「女時」は、常に移り変わる自然の法則です。
男時: 外へ!積極的に行動し、拡大、決定、実行をする。
女時: 内へ!受け入れ、見直し、準備、充電をする。
自分の置かれている状況を客観的に見つめ、
「今、自分の周りには満ち潮の勢いがあるか?それとも引き潮の静けさがあるか?」
を自問することで、行動のアクセルとブレーキを踏み分けることができます。
この運気のタイミングをマスターすれば、
あなたは無駄な抵抗をせず、人生の波に軽やかに乗ることができるでしょう。
今、男時ですか、女時ですか。
石川博信
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