志事に美しさを求める
公開日:
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最終更新日:2017/02/10
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美しい空 自然の美しさは感嘆しますね。
先日も志事で機能だけでなく、その後デザインの追求をしているドイツの家電メーカー
のことを書きましたが、美しさは何処から出るだろう。
人によっても美しさを感じるところは違うかもしれないけど、
圧倒的に多くの方が美しく感じるというものがあるのではないかとおもう。
最近ではアップル社の製品などもその一つで、
美しい素材だけでなく、創りこみ、そして機能でも遊び心が満載になっている。
それが人々の心をとらえているのではないかと思う。
HPでもチラシでも、僕たちも志事の上で数々のデザイン力が要求されるところは
あり、大体こんな感じかな・・で終わってしまうのが現状ですが
そこに「美」を求めていくことで価値が凄く上がるということを認識させられた。
製品であれば、機能も大事ですよね。もちろんそれなりのものは欲しい。
しかしそこにデザインを入れることで
付加価値がとても上がる。
ウチで言えば志事で
「もうひと手間」
というのがそれに当ると思う。これは意識していかないと中々出来ないし
反対に意識していけば
「とても良い仕事になる」
ってことですね。
しかし、この「美」とうのはとても奥深いもので、
バランス、色彩、形・・どれをとっても作りこみって容易ではないですね。
だから多くの商品も、「美」については創りこみをしないということも
あるのではないかと思う。
真善美とは良くいう言葉ですね。
志事に置き換えれば、真善はビジョンやミッションがココに当てはまるかと思います。
そして「美」というのはそのものの美しさ。
仮に形でなくても行き方・生き方でも美しさはあると思います。
幕末維新の志士、自分なりの正義を貫いた武将などが、何百年もたった今でも
語りつがれ、支持を得ているのはまさしく
その進み方に「真善美」を感じて共感しているのではないかと思うのです。
モノにコトに美しさがある。
美しいというのも人間にとって大事な価値観で、美しさというと僕は芸術を想像
してしまうけど、良く考えたら結構好きな芸術はある。
絵画では「ミレー」が好きだし「レンブラント」の絵をみて驚き、
「岡本太郎」の作品をみて共感した。
特にミレーは僕が絵画が好きになった原因とも言えるもので、
ミレーの晩鐘をみて、衝撃を受けてしばらく動けなかったほどだった。
そんな作品ができるまでどれだけの時間を掛けているか?って思うと
凄いことだなって関心する。絵はもちろん何も語らない。
唯、感じさせてくれるだけですが、それも凄いことですよね。
今まで「美」というのは追求しなかったがこれからは意識してみて行きたいと
思います。
石川博信
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