親日国家スリランカ 

公開日: : 最終更新日:2017/01/31 日々徒然草

スリランカと日本とどんな繋がりがあったか?調べてみました。

親日国家としても知られるスリランカは現在経済成長著しい新興国としても注目されていますし

日本からも大企業を中心に進出も多くなっていますね。

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日本のODAでつくられた道路。日本はスリランカを支援してきた。

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国会議事堂も日本がつくりました。

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こんな声が多くあり大変な親日国家です。

そのきっかけは、第二次世界大戦敗戦後の1951年サンフランシスコ講和会議です。

戦争に勝ったアメリカ、イギリス、ソ連、中国
によって作られた「日本分割占領案」により、日本は4地域に分割される予定でした。

Divide-and-rule_plan_of_Japan

こんな提案がされていたんですね。

サンフランシスコ講和会議では世界51カ国がそろい、日本の独立をみとめるかどうか、という会議だったわけです。

アメリカ、ソ連の思惑もあり審議は中々進まなかったが

その会議の際にスリランカ大統領・ジャヤワルダナ氏が演説をした。

冒頭

 「日本の将来に対するアジアの人々の全般的態度における彼らの感情をも述べる」とし

 「アジアの諸国民が日本は自由でなければならないという ことに関心をもっているのは何故でありましょうか。
それ は日本とわれわれの長年の関係のためであり、そしてまた、アジアの諸国民の中で日本だけが強力で自由で
あり日本を保護者にして盟友として見上げていた時に、アジア隷従人民が日本に対して抱いていた高い尊敬のためであります。  私は、アジアに対する共栄のスローガンが隷従人民に魅力のあったこと、そしてビルマ、インド及びインドネシア の指導者のあるものがかくすることにより彼等の愛する国々が解放されるかも知れないという希望によって日本人と 同調したという前大戦中に起こった出来事を思い出すことができるのであります」

*共栄のスローガンとは日本が対戦中に唱えた「大東亜共栄圏」のことであり実際に欧米諸国の植民地支配から独立を目指す国々が東京へ集まり
「大東亜会議」を開催している。

ビルマ、インド、インドネシアでは日本が支援して設立された独立軍がそれらの国々の独立に大きな役割を果たしたとし、さらに

「戦争に負けた日本にもう一度チャンスを与えるべき、そして憎しみは何も生み出さない」と戦勝国に対しスピーチを行いました。

その背景には、同じアジアの日本に対する深い尊敬の念がありました。

この演説で戦勝国は日本占領に対する考えを変え、日本は分割されず、結果、日本が国際社会に復帰する道すじをつくったと言われています。

この演説が終了したあと会場が賞賛の凄い拍手であふれて会場のガラスが割れたという逸話も出来たほどです。

しかし、どうしてスリランカ大統領・ジャヤワルダナ氏はこのように演説をしてくれたのでしょうか?

少しだけ歴史を紐解きます。

長いことイギリスの植民地であったスリランカですが、19世紀になるとスリランカ建国の父といわれる、アナガーリカ・ダルマバーラという指導者が出ます。

そして日本の明治時代(帝国憲法発布のころ)からはじめ3回も来日している。その中で「欧米人のアジア人に対する差別的偏見をなくし植民地支配という悲劇にあるアジアを救うことが日本の役割なのだ」と語っている。

おりしも、日露戦争で大国ロシアに勝ちスリランカの人々は熱狂した。

ダルマバーラは「こんな素晴らしいことはない、日本の皆さん気付いていないかもしれないが、皆さんによってアジアは死の淵から生還し始めているのだ」

そして日本の近代化で発展をみて教育が大事だとして留学生を派遣しはじめる。ダルマバーラは結局スリランカの独立を見ることなく生涯を閉じたが

「次生まれるときは日本に生まれたい」とよく周囲に語っていたという。

少し時が流れ大正時代、日本の皇太子(後の昭和天皇)がヨーロッパへ向かう途中、スリランカをおとづれた。

日本の陛下、そして巡洋船を大勢の人が港にあふれた。その中に15歳の少年がいた。後のスリランカ大統領・ジャヤワルダナであった。

ともにアジア民族で仏教を信望する日本が当時の同盟国であったイギリスへ自国で創った巡洋船で赴く様子をみた我々は

「自分達も独立を」と希望を持たせてくれた。

その後第二次大戦が始まり、インド国民軍(独立軍)が立ち上がった。日本はシンガポールでとらわれていたインド兵をどんどん国民軍へ送り組織した

日本は対戦では敗戦したが、スリランカ、インド、アジアではまだ独立戦争が続いていた。

スリランカもまだイギリスの植民地であったが、イギリスが第二次大戦の対日勝利の式典をおこった。

その際にスリランカの代表は式典でのこのような演説を行った。

「この日は、私達が日本に対する勝利を祝うものです。し かし、私達は日本によって得られたものがあります。それ は愛国心という心でした。それは、日本によって全てのア ジアの国々にもたらされたのでした。  戦争によってアジアの国々、インドネシアやインド、ス リランカ、ビルマなどは自らに対する自信と民族主義の意 識を得たのです。私達は日本に、このことを感謝しなけれ ばなりません」

イギリス側の前、しかもまだ独立も果たしていない状況の中日本に対する感謝の演説を行った。非常に強い気持ちが込められていると思います。

1948年2月ついにスリランカは独立した。日本が設立し支援したいインド国民軍に対するイギリスの処遇をめぐり全土でストライキ、暴動が起こり

インドは独立、スリランカからもイギリスは撤退した。

昭和天皇を一目見ようとした少年は、独立時政府の要職にあり(財務大臣)そして

冒頭のサンフランシスコ講和会議で日本を擁護する演説をすることになる。

スリランカ独立のために日本が行った様々な支援をしたことを決して忘れず、

スリランカが今度は日本を独立を守ってくれた。

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凄い遺言です。

今、経済発展も著しいスリランカですが、

第二外国語では日本語が多く学ばれています。

 

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いかがでしょうか?

スリランカと日本の関係を少し書きましたが、かの国に感謝されること。

今から我々も事実をしり、先人に負けないくらい報恩感謝の心もって行くことが大事だと思います。

 

 

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石川博信

石川博信

2009年ジーレックスジャパン株式会社創業。 日本の文化や歴史好き。小学校時代は通信簿で「オール1」をとったものの、家族や仲間、そして本の力で何とか社会人まで登り詰める。住宅メーカー(東証一部上場企業)出身で工務店支援事業を皮切りに、電子書籍事業などメディア事業も手掛けている。
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