自然は教えてくれてる。
公開日:
:
最終更新日:2021/03/23
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柿の芽が少しで出てきました。
自然に学ぶ。
河津桜が咲きいよいよ春という時期に
柿は秋の実りに向けて芽をつけています。
秋になった時に、
実がなるにはこれから長い時間をかけて少しずつ成長していく事で、
果実を実らせる事が出来る。
稲もようやく、種を発芽させる準備に入る時期にきました。
豊かな実りとは、少しづつ成長していく事を自然は教えてくれています。
これから暑い日や台風もあるでしょう。
この先を読む力もとても示唆的と思うのです。
そうであれば、万物の霊長である人間は
もっと自発的に観ることも、準備することもできると思うのです。
年月を乗り越えて、実りは出来る。
里山にも春が訪れていますが、先を見越した準備と
冬を越えて産まれてくる豊かな実のりを頂く時期はすぐそこですね。
木の年輪も示唆を与えてくれている。
木は南という日に当たる方へ行きたがりますが
実際に年輪をみると、南に傾いている木が多い。
しかし、少し傾いていても
全方位に少しづ津成長している。
大木になってもそうです。
例えば事業で言えば
どの企業も売り上げを伸ばそうと
受注を獲得する営業力を高めようとする。
もちろん間違いでもありません。
大切なことですね。
しかし、営業が受注活動をしようとしても
支えるスタッフもいれば
パンフレットやWEBサイトから
後方支援をする方があってのこと。
当たり前ですが、営業だけで受注できるわけでなないのです。
企業でも
様々な部門があって、
それぞれが、少しづつでも成長していく。
もちろん、すぐ売り上げを創りたい。
そういう気持ちは良くわかります。
しかし、自然をみれば、木をみれば決して
偏っていないということがわかります。
その結果
大きな、揺るぎのない大木が育つ。
そう思うのです。
立派に育っている杉の木 奈良の大神神社の御神木です。
人も同じようなことがいえるのではないでしょうか。
大木になろうとしてもすぐできるものではなく
しっかり根をはり
全方位で成長するように
少しづつ大きくなる。
そうすることで
台風や災害がきてもしっかり
立ち続けことができる。
根は、信用かもしれません。
人脈や先祖かもしれません。
知識かもしれません。
幹は、志かもしれません。
天命かもしれません。
枝葉にとらわれていくと
丈夫な幹は育ちません。
そして実も小さいものになるかもしれません。
それどころか、バランスを崩して
大木にならないかもしれません。
枝打ちをという言葉があります。
これは、人でも
大切な幹ではなく、人生を動いている中で
出てくる雑事を示しているかも知れません。
もちろん、枝がありバランスが取れるということも
ありますが、枝ばっかり成長させようとすると
成長が滞ると考えられますね。
自然は様々な示唆を与えてくれている。
私は春といえばなんと言っても、タケノコです^ ^
皆さんは、春の里山から産まれる旬の味覚は何を思い描きますか?

石川博信

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