松下幸之助の言葉 根源様に感謝し根源から決断をする

公開日: : 最終更新日:2018/02/26 偉人伝 ものの見方

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松下幸之助が祈る神様は根源様であった

根源の社(やしろ)で祈っている写真ですがこの社にはこのような説明がされているそうです。

 

「宇宙根源の力は、万物を存在せしめ、それらが生成発展する根源となるものであります。

その力は自然の理法として、私どもお互いの体内にも脈々として働き、1本の草木にまで生き生きと

満ち溢れています」

更にこのように述べています。



 

感謝の念ということは、これは人間にとって非常に大切なものなのですね。

見方によれば、すべて人間の幸福なり喜びを生み出す根源ともいえるのが、

感謝の心だといえるでしょうからね。したがって、感謝の心のないところからは、

決して幸福は生まれてこないだろうし、結局は、人間、不幸になるということですな。

感謝の心が高まれば高まるほど、それに正比例して幸福感が高まっていく。

つまり、幸福の安全弁ともいえるものが、感謝の心だといえるわけですね。

その安全弁を失ってしまったら、幸福の姿は、

瞬時のうちにこわれ去ってしまうというほど、

人間にとって感謝の心は大切なものだと思うのですよ。



 

 

この松下幸之助の祀った根源様は、一つは松下電子本社創業の森、二つ目はPHP研究所、三つ目は

松下電器の迎賓館、真々庵にある。

時折この根源様の前で瞑想し、祈りを捧げることが多かったという。

松下幸之助は「人間は万物の霊長であり、この天命を自覚し、宇宙の動きと自然の理法に順応し、

生成発展する一切のものを生かす役割が与えられている」

さらに

「物心一如の真の繁栄を産出すことが人間の使命である」ともいう。

万物を支配する大きな法則、それを根源としてPHPでは

「宗教を超えた心の建て直し運動」としてとらえ始っている。

 

根源とは何かを認識してその偉大な力に生かされそれに感謝する。

そして人間という万物の霊長なれば、万物の「経営」を人間は任されている。

松下幸之助の人間観は「根源」から人を捉えて、その洞察力で

日本人が旧来からもっていた衆知や和合という精神を万物の霊長たる人類が

世界に果たす役割として考えていたのかもしれない。

 

松下政経塾でも、やはり根源からの使命があり、それは

繁栄、平和、幸福というものを日本のみではなく世界規模で実現させることである。

世界には200近くの国があり民族があり宗教もある。そして紛争も欲も沢山あるが

それを創っているのも人間である。

となれば何よりも人間、そして人間の役割を、さらに全てを覆っている宇宙の根源というもの

を知らなければならない。そのようなところから「あり方」さらに具体論である「やり方」

をしっかり学ぶ塾にしたい想いがあった。

 

事業においても政治においても

根源に立ち返ってそれは、正しいのか?

人類にとっても、

社会にとっても、

自分にとっても

良いものなのか?

根源に立ち返り判断していたという。

そこから判断して実行していけば間違えることはない。

宇宙の根源という法則沿っていれば、ということだったと考えられるが

松下幸之助ほどの人物でも

決断が正しいかどうか?根源に沿っているか自問自答していたという

ことからも、決して安易な解答をえていたのではないということが

伺えますね。

大宇宙と小宇宙である人間で宇宙の意志に沿っているかどうか?

そしてそこから出てきた解答には間違いがないということを

気づいたそうだ。

凄いですね、私は松下幸之助が何故このような思想哲学に至ったのか?

と調べると、生まれ育った家も信心深い家だったということと

長じては、中村天風の影響が強かったのではないかと思う。

宇宙万物の力、そして生成発展している。

そこに沿った生き方ということを説く天風と重なる部分がとても多く

そしてやはり松下幸之助も中村天風に学んでいた。

しかもまだ長屋で仕事をしている時です。

後に中村天風は松下幸之助のことを

「目が違った。本氣で学ぼうという姿勢だった」

と語っています。

理念経営という言葉があります。

言い換えれば信念といってもいいと思う。

中村天風も松下幸之助もこの信念、志というものを

非常に大事にし、そこが全ての出発点であり

羅針盤であるから、迷ったとき、振り返るときは常に

そこをみて進めばよいということを語っている。

宇宙万物を生成発展させている「根源様」に沿った信念であり志で

あれば必ず成就するというのは、二人共同見解だ。

根源に向かい合う。

人間としても大事なことではないか。

偉大な先人である松下幸之助が信じた神様、根源様でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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石川博信

石川博信

2009年ジーレックスジャパン株式会社創業。 日本の文化や歴史好き。小学校時代は通信簿で「オール1」をとったものの、家族や仲間、そして本の力で何とか社会人まで登り詰める。住宅メーカー(東証一部上場企業)出身で工務店支援事業を皮切りに、電子書籍事業などメディア事業も手掛けている。
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