人生の羅針盤とは 中村天風の言葉

公開日: : 最終更新日:2017/02/10 未分類

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地図と方位が分かるから航海でも目的地につける

「地図は社会、そして羅針盤は信念であり天命でもある。

いつ何処まで着きたいか?

羅針盤があれば目的まで最短距離でたどり着ける。

羅針盤がない航海はぼろ船で荒波に出るような航海。

即ち、羅針盤は人生でも仕事でも大事な方位を示すもので

とても尊いものである。

羅針盤を見つけたら心に刻み、常に羅針盤とにらめっこして人生という航海を進むのだ。

その先は栄光があるのみである」

中村天風の言葉

志事での羅針盤は、

 

ビジョン・・志とも言える 志は夢と違い、自分のためが夢に対し、社会の為が志といえる。志を一文で表現する

ミッション・・天命ともいえる。一文字で、そして動詞でも表現できる。

ストラテジー・・戦略だが、計画ともいえる。航海でいえばいつ何処までに到着するか?これを定めたもの。

 

人生でも同じことが言える。

それぞれ掴み方、探求の方法もありますが、やはり意識の力が大きいと思うんです。

ストラテジーは、人生でも志事でも、航海の到達点を具体的に割り出したもので地図の大きさ

そして距離が決まります。志事でいえば何処まで広げたいか、そしていつまでに?ということが

これで定まります。中期計画ともいえますね。年間、月の計画、そこから週、日、時間と割り出していけます。

 

ビジョンは、志ともいえる内容で、人生で、事業で一文で表現できるもので、どのような世界観を表現するか?

目指す方向ストラテジーが達成できたとき、達成に向かう途中であっても、一文で表現する姿ともいえます。

旗ともいえますね。

 

ミッションは一番コアな部分で、核ともいえることで、とても抽象度が高いものになります。

一言で表すものになり、核ですから全てそこから派生するもの、そこへ還るものともいえます。

一言で、更に動詞でも表現できるものです。

僕も、人生で、会社で創ったけど

頭から湯気が出ます(笑)

それ位大変だった。

出来た以上は常に見直してここから進捗を確認していく。

とりわけ大変だったのが、先祖からの想いをどう汲むか?ということだった。

今の自分を物体としての自分でみるか、先祖から含めた自分でみるかで

見方がまるで違う。

そのためには先祖がどのような方だったか?ということは家系まであたり

見ていくことも必要だった。

時間はかかったが、どんな想いを、そして考えを持っていたかということは

全てでないかもしれないけど、掴むことができた。

そうするととても崇高な想いが見て取れた。社会に対する想い、家族に対する想い

いづれもとても崇高だった。

そしてそれをビジョンに、志に落としこみ、更にストラテジーまで発展させて

初めてこの世で具体的な活動の羅針盤になっていく。

羅針盤ができれば後は全て具体的な課題をどう対処するか?という明確な話になってくる。

大事にすべきもの、そうでもないもの、今何が必要かとかはっきりわかってくる。

もっと面白いのは人の話を聞いて、一時の感情で言っているか、理性から話ているか、そして

魂というか本質的なところから話しているか、何故か分かってくる。

実際に人の話はほぼ感情から話している、面倒だ、考えたくなくない、つまらない・・という

ネガな所もあれば、理性からの話では、客観的なことので精度が結構出てくる。

魂からの話は滅多にないが、直観的なこと、そしてこれは目、そして顔の表情まで違うので

すぐ分かる。

羅針盤を創る際の副産物でした。

羅針盤はだれでも創ることができる。

反面、自分で創ってみると他の話をきいてこれは凄いな~とか、ちょっと考えたとか、

あまり考えてないということも見えてきてしまう。

今生を目的達成したいとか、面白く行きたいとかということであれば特におススメしたい

羅針盤創りですね。

 

 

 

 

 

 

 

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石川博信

石川博信

2009年ジーレックスジャパン株式会社創業。 日本の文化や歴史好き。小学校時代は通信簿で「オール1」の落ちこぼれ。日本にある素晴らしいものごとを国内外に広めていきたい。 それが私たちの想いです。長い歴史と四季のある気候に育まれた日本文化は、国内では衰退しつつある一方で、海外では日本の食文化、武道、芸道からコミック・アニメまでその愛好者は増加しています。 国内においては、日本の持つ素晴らしいものごとを見直し、海外においては、様々な商品にある歴史、ストーリー、想いを伝えていく。 日本のものごとが国内外へ広がり、その中で日本の文化や精神性に触れる機会を多く創出し、日本の素晴らしさを知って頂く事が、日本そして人類にとってもより良い社会へ繋がると考えております。
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