コディバ躍進は弓道にあった
公開日:
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最終更新日:2021/09/13
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【コディバ躍進は弓道にあった】
弓道というと皆さんどのようなイメージを持ちますか?
実は、人生にもビジネスにも多いに役立つことを
チョコレートで有名なゴディバジャパン社長、
シュジャン、ジェローム氏は教えてくれています。
老舗でありながらも低迷していたゴディバを再興した陰には、
弓道の考えがあったというのです。
日本の伝統食材とのコラボやチョコドリンクやソフトクリームなど新しく開発して大きな売上にしたばかりか、
日本発の商品として海外へも展開をさせています。
シュジャン、ジェローム社長は弓道を学んでいます。
日本文化の中でも、日常性が低いとも見える弓道ですが、
その精神性、教えには深いものがあります。
その教えに、【正射必中】がある。
正しい順序で行えば、必ず矢は的に当たるというものだ。
ビジネスに置き換えてと、シュジャン、ジェローム社長は言う。
「売上を目標にすると必ず失敗する。
お客様のことを本当にしっかり考えて、良い商品をつくれば必ず結果はついてくる」
という。
また、「完璧を求めすぎない」「全ての因は我にあり」
など弓道の技術ではなく、精神性の大切さも語っています。
「人生もビジネスも人格を磨き、向上させることが重要」
まるで、昔の日本の偉業をなした経営者や長寿企業の商家の
方の言葉の様です。
外から見ると、日本の良さがとても良くわかるといいます。
明治期に、西洋に学び日本の良さを忘れてしまったような
行動に対して生まれた本や研究もあります。
柳田國男は、この物語を書いた明治時代に、
日本が海外へばかり関心を寄せ、今までの歴史や習慣などに
目を向けなくなったことへの警鐘の意味も、この本を創るに
あたり込めたそうです。
【此書を外国に在る人々に呈す
柳田國男 献辞 遠野物語】
西洋化がすすみ、
日本的価値観がより低く見られていくことに
嘆きも、もっと自国のことを知ってほしいいう想いも
あったでしょう。
明治維新後、西洋の文化が入ってくると
【文明開化】と学校でも教わります。
まるで、日本に今まで文明がなかったような言いようです。
日本は歴史深く、文化でも大国と思うのです。
時代は流れ、今では日本にあった大切な歴史や文化・伝統を
見直そうという動きも出てきています。
ゴディバの社長のように、
武道や日本のもっていた文化や歴史を見返すことで
素晴らしい発見を見つけられるでしょう。


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