1.01の積上げの微差
公開日:
:
最終更新日:2025/09/23
未分類
上を向いて、1.01を積み上げる。
最近また、日々のあり方や成長の仕方などに
関心が増えているそうですね。
小さな一歩を100回――イチローと大谷翔平に学ぶ「1.01の経営」
小さな一歩を100回――イチローと大谷翔平に学ぶ「1.01の経営」
私が伝えたいのは、派手な奇跡ではない。今日のたった“+0.01”を、
明日も、来週も、同じ角度で積み上げることだ。その実行力を、
世界最高レベルで体現した二人
――イチローと大谷翔平――のルーティン
■ イチロー:微差を「型×回数」で雪だるまにする
イチローはMLBで10年連続200安打という前人未到の積み上げを成し遂げた。
毎年200本、10年。さらに2004年にはシーズン262安打で
メジャー記録を更新している。数字だけ見れば化け物だが、
中身は“微差の反復”に尽きる。フォームを崩さない可動域、
投手との距離感を数センチ単位で合わせる足運び、試合前の身体の“目覚め”方……。
やっていることは特別でなく、特別なほど“同じこと”だった。
私はこの姿から、次の式をメモに貼っている。
微差の正体=(再現性ある型)×(飽きない回数)
「型」は、同じ結果を出すための“最小手順”。「回数」は、
熱が消えない“やり方の工夫”。
イチローは、日々の練習から食事・睡眠・準備に至るまで、
ルーティン=型を磨き、翌朝も同じ角度で入れる工夫に命をかけた。
これが、10年という“長さ”を可能にしたのだ。
■ 大谷翔平:大目標を「曼荼羅(3×3)」で分解し、毎日を設計する
大谷は高校時代から、中央に“北極星(プロ入りなど)”を置き、
周囲に9つの領域目標を配置する曼荼羅シートで、
目標→要素→今日の行動へと落とし込んでいた。生活の設計(睡眠・食事・学習)まで
“勝ちの準備”を日課にし、その積み上げが二刀流の土台になった。
結果として、彼は史上でも稀な二刀流でMVPを何度も手にしている。
ここで重要なのは、才能の話ではない点だ。
彼の強さは、「目標を小さく割る技術」と「毎日を設計する執念」にある。
人生や仕事でも応用できますね。
石川博信
最新記事 by 石川博信 (全て見る)
- 失敗は過程に過ぎない。「百折不撓」ひゃくせつふとう - 2025年11月22日
- 捲土重来 - 2025年11月11日
- 男時と女時 - 2025年11月4日
セミナー・研修情報
*コロナ化の為一部個別相談としているセミナーも御座います。
●石川博信への執筆・講演・セミナーのご依頼はこちらから
●まだSNSで繋がっていない方はこちらから繋がれます
友達申請の際は一言「ブログを見ました」など頂けると嬉しいです。
よろしくお願いいたします。
関連記事
-
-
本を読む人のメリット
2016/11/18 |
歴史好きにはススメ一冊 本を読む人はメリットを沢山感じでいると思いますけど、少しまとめてみま...
-
-
イザナギの長男 大事忍男(おおことおしを)の神は何を現しているか
2022/01/24 |
イザナギイザナミが天のヌホコで国産みを始めた 古事記の話ではここから国産みがはじまる。 ...
-
-
中村天風になぜ松下幸之助など偉人が師事したのか
2018/10/28 |
中村天風になぜ松下幸之助など偉人が師事したのか? 松下幸之助、宇野千代、稲盛和夫、永守重雄など...
-
-
最澄が教える【お金に困らない方法】
2024/04/04 |
伝教大師 最澄 道心の中に衣食(えじき)あり 衣食の中に道心なし これは...
- PREV
- 古事記は経営に役立つか
- NEXT
- 映画をみると良いこと10選































