伝える力 プロほどトレーニングが大事
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最終更新日:2017/02/09
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イチロー選手 言うまでもないプロ野球のスーパースターです。
プロになればなるほど練習が必要だ。
大リーグで活躍しているイチロー。誰よりも早く来て練習し試合に備えている。新人の時からその姿勢は今に至るまで変わらない。
プロは常に練習し上を目指さなくてはならない。
イチロー選手で有名な小学校のときの卒業文集があります。そこには、
自分は1年365日中休みは2日間しかない。
だから当然プロ野球選手になれると思います。
というのがある。
プロになってからも、休むことなく日々トレーニングを重ね、ついに世界記録を作るまでになった凄い選手ですが
プロで練習するのは当然ということでトレーニング内容もこだわってカリキュラムを組んで行っているそうです。
これは仕事でも十分当てはまります。説明の仕方、商談の方法など練習してうまくなれる方法は沢山あります。
上達しよう、もっといい営業成績を取ろうと思ったら練習するしかない。練習は決して楽じゃない。しかしそこを通らなければ上達はしない。実行するか?
しないか?そこが分水嶺ですね。
日本ではちょっと前まで中日ドラゴンズの監督をやっていた落合博満氏
それまで低迷していたチームを常に優勝争いまで持っていった名将でもあり、選手としても超一流でした。
「うまくなるには練習をもっとやんなきゃ。練習しない選手が多すぎる、これじゃチームは強くならないし試合でも勝てないよ」
とプロなのにあまりに練習が少ない事に驚いたそうです。
当たり前の事ですが、上手になるには練習するしかない。
そこで最初に指示を出したことは、「キャンプ初日に紅白戦をやる」と通達した事だったそうです。
何故キャンプ初日に試合をするのか?キャンプから練習を開始するのに初日から試合なんて・・・とほとんどの選手は思ったそうです。
まだ体は出来てないし・・・チームプレーは確認取れてないし・・・。そんな心配や不安の声が多かったそうです。
つまり、「キャンプ初日に試合をする」という事はそれまでの期間に準備をしてこないと試合にならない(出来ない)わけです。
これを最初に伝え選手に考え、実行させた。そしてこれで意識が変わったといっています。落合氏は自軍(当時は中日監督)だけでなく、
プロ野球選手は本当に練習してないと感じていたそうです。
例えば、レギュラーを取れない若手選手達。プロはチーム内でのポジション争いに勝たないと試合には出られない。
ポジション争いをするべき二軍選手や新人選手がベテランと同じようにしか練習していない。プロとして練習するのは当たり前。
しかし練習も一所懸命やらない。それではレギュラーは取れないし、上手にもならない。当たり前な話だけど、とことん練習すること。
それ以外に上手になる道はない。自分より上手な人がいればそれ以上に練習しなければその人を超えることは出来ない。
選手達からすれば実績は監督には及ばないそれで仕方なくやっていたそうですが、結果はきちんとついてきた。
ちなみに落合監督が現役時代練習していないというのは、有名な話だったそうですが、これは後日談があり
同じような練習をしていないだけで、独自の練習はとてもやっていたそうです。しかしその姿は誰にも見せなかったので
練習もしないでよくあれだけの成績が残せるな~と廻りは思っていたそうです。
落合氏はこういっています。
「練習はプロほどするものだ。まして自分より優れた選手がいれば倍以上するのは当たり前だ。
そんなこと出来ないで上手になれるわけないでしょう。何か勘違いしてるんじゃないの?」
ビジネスでも同じようなことはいえますね。例えばプレゼンの場面で
練習して創りこんでいるプレゼンとその場でなんとか言っているプレゼンでは伝わり方が違う。
ビジネスでもプロなんだからしっかり練習をする必要があるな・・と改めて感じました。
プロほどトレーニングは大事。
これは全てのビジネスマンにいえることかも知れません。
石川博信
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